開催趣旨
昨年のふるさとの会主催シンポジウムでは「社会的入院」をテーマに居住支援と地域ケアについて考えました。ふるさとの会運営宿泊所・自立援助ホームの利用者の半数が病院退院者であり、単身高齢者を中心に退院後の帰住先確保が困難になっている問題を広く提起しようとしたものです。
その後一年を振り返ると、残念ながら状況はより深刻になっています。療養病床の縮小、在院日数の短縮化など医療制度の変化を背景に、入院したくてもできない、あるいは介護保険を利用できない状態で退院しなければならないなど「制度の隙間」は広がっている感があります。
また小さなトラブルから施設を出され、行き場を失う「社会的不寛容」の問題も見えてきます。
制度の隙間からこぼれ落ちる人がいるだけではありません。東京では有料老人ホームや老健に入れない低所得者や単身者にとって、圏外の高専賃(高齢者専用賃貸住宅)や有料老人ホームが生活保護受給者等の受け皿となり、その中には優良な施設がある一方、虐待事件の報告も後を絶ちません。
私たちは問題の核心を〈地域〉という概念でとらえています。今年3 月には山谷地域のNPO、福祉事務所、東京都保護課、急性期病院、精神科病院、東京消防庁、在宅の診療所、訪問看護ステーション、地域包括支援センター、介護事業所、大学・研究機関などから約60 名が集まり、さまざまな病気や障がいを抱える高齢者・低所得者をネットワークで支えることの大切さを共有しました。問題圏はもはやホームレスや生活保護にとどまらず、孤独死、老老介護、認認介護など、疲弊した地域社会における低所得者の居住とケアをどうやって総合するかという課題へと広がっています。
今年のシンポジウムでは、居住確保、地域ケアのネットワーク化、対人援助を三つの柱に据えます。高齢低所得者を主題にしながら、障がいやさまざまなハンディキャップを持つ人も含め、多様な居住と生活を支えていく地域社会のあり方を、多くの方々と共に考えてゆきたいと思います。
日時
2008 年10 月13 日(月・体育の日) 13:30 開演(13 時開場)
会場
墨田区生涯学習センター「ユートリア」
プログラム
13:30
開演・主催者挨拶
13:35
来賓挨拶
13:45
基調講演「病院が地域ケア連携のためにできること―利点と限界を見据える」(仮)
本田徹浅草病院医師/NPO 法人シェア=国際保健協力市民の会代表理事
14:30
実践報告「地域とともに、人を支援することについて」
田辺登/自立援助ホームふるさとホテル三晃責任者
15:15
休憩
15:30
パネルディスカッション「居住支援と地域ケアネットワークの広がり」
上原隆夫/新宿区福祉部生活福祉課相談係長
佐久間裕章/ふるさとの会代表理事
本田徹浅草病院医師/NPO 法人シェア(国際保健協力市民の会)代表理事
山下眞実子/NPO 法人訪問看護ステーションコスモス代表理事
(五十音順、所属は2008 年8 月現在) 他交渉中
コーディネーター/滝脇憲東京外国語大学非常勤講師/ふるさとの会理事
17:00
閉会挨拶
参加費
1,000 円(終了後懇親会を予定。参加費2,000 円)


NPO法人 自立支援センターふるさとの会
2008-09-12
2008-10-13
山仲間アルプ 障害者と健常者が共に楽しむ登山事業計画決定 (3月31日)
かがやけ共同作業所 「はーとのかたち展」 (2月12日)
おおぞら会 障害者作業所生産のための物品とバザー提供品のお願い (3月30日)
東京都立心身障害者口腔保健センター 在宅・介護支援集団研修会 (2月22日)
西友/ウォルマート・ジャパン 社会貢献活動助成 (3月15日)
相模原市藤野地区社会福祉協議会主催福祉講座 「地域づくりのコツとツボ」に行ってきました
『ネットワーク』 8・9月号の誌面から
MS社と児童福祉施設の就労支援で連携
東日本大震災のボランティアについて












