若者の環境NGO「エコ・リーグ(全国青年環境連盟)」は、日本の167大学法人に対して大学の温暖化・環境対策の現状に関する「全国大学環境対策実施状況一斉調査2011」を実施いたしましたので、調査結果をお知らせいたします。
また、その調査結果により決定した「エコ大学ランキング」を発表いたします。
(詳細は コチラ )
3年目となる今回の調査は、全国744大学法人を対象にアンケート調査を行い、そのうち167大学法人から回答がありました。
第3回エコ大学ランキングの結果は、全国総合第1位に名古屋大学、同2位に岩手大学、同3位に郡山女子大学・同短期大学部(以下、郡山女子大学)が入賞しました。
また、調査結果から今年の電力需要逼迫の影響などにより節電・省エネ対策の実施が進んでいることや、2010年夏の猛暑の影響などによるエネルギー消費量の増加などが明らかになりました。
なお、本年12月15〜17日に開催される「エコプロダクツ2011」(主催:(社)産業環境管理協会・日本経済新聞社、会場:東京ビックサイト)にて「第3回エコ大学ランキング」の表彰式を行います。
第3回エコ大学ランキング総合順位
第 1 位 名古屋大学(575.5点)
第 2 位 岩手大学(538.1点)
第 3 位 郡山女子大学・同短期大学部(517.0点)
第 4 位 日本工業大学(508.4点)
第 5 位 成蹊大学(480.0点)
第 6 位 愛知教育大学(469.1点)
第 7 位 三重大学(467.2点)
第 8 位 フェリス女学院大学(452.7点)
第 9 位 千葉大学(452.1点)
第10 位 東京都市大学 (447.0点)
総合&国公立部門1位 名古屋大学、私立大学部門1位 郡山女子大学
有効回答である167校のうち、総合1位は名古屋大学(575.5点)となりました。
昨年度のランキングでは 総合5位だった名古屋大学は、猛暑日が続いた年となった2010年においても設備の更新などによってエネルギー消費量を前年度から大幅に削減するなどして順位を上げ、大規模大学として初めての総合第1位を獲得しました。
また、昨年度は総合6位、私立部門2位だった郡山女子大学が、太陽光パネルによる自然 エネルギーの積極的な導入や、省エネ・温暖化対策の推進などによるエネルギー効率の向上などにより 私立大学部門第1位、総合順位でも第3位となりました。
大学のCO2総排出量は「12%増加」
今回の調査の結果、2010年度のCO2排出量の削減量が把握できた164校の内、排出量が前年度(2009年度)より減少した大学はわずか21校(12.80%)に留まり、逆に10%以上増加した大学が26校(15.85%)にのぼることが明らかになりました。
また、今回の調査で判明した164校のCO2総排出量は281万tCO2で、 これは日本全体のCO2排出量11.45億tCO2の約0.25%に当たります。
2009年度比で12.28%増加した要因として、2010年夏の記録的猛暑の影響などが考えられます。
電力需要逼迫の中での大学の節電・省エネ対策
今回の調査は、本年7月から8月にかけて調査を行いました。
調査の結果、特に照明及び空調の運用 改善や啓発活動での省エネ対策実施率が向上している大学が多く見られ、今夏の電力需要逼迫に際して大学でも節電・省エネ対策が進められている状況が明らかになりました。
部門別の順位など、その他の結果概要につきましては下記のサイトからPDFファイルをダウンロードし、ご覧下さい。
http://ccc.eco-2000.net/whats-new/681
なお、調査やランキングの詳細な結果は、12月に発行する「全国エコ大学白書2011」に掲載する予定です。
白書の入手方法については12月中旬に 団体HP 上でご案内いたします。


エコ・リーグ(全国青年環境連盟)
2011-10-27
2012-03-31
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