ボラ市民ウェブ
助成金等

【高木仁三郎市民科学基金】
高木仁三郎市民科学基金
2015年度(第14期)国内向け助成募集のお知らせ
(受付期間:11/1-12/10)

受付は終了しました
 

ID:33472

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
助成金市民科学研究調査
団体名:
高木仁三郎市民科学基金

主要項目

助成金

調査研究助成:800万円/研修奨励:200万円

内容

■高木仁三郎市民科学基金は、「市民科学」を志す市民研究者・グループの調査研究活動や研修を助成します。


調査研究助成 助成総額 800万円

研修奨励 助成総額 200万円


募集要項 …http://www.takagifund.org/apply/data/yoko_2015.pdf



高木仁三郎市民科学基金は、生涯をかけて、原子力時代の一日も早い終焉をめざし、「市民科学」に力を尽くした高木仁三郎の遺志に基づき、「市民科学者」を志す市民やグループへの助成を行います。

2011年 3月11日の東日本大震災で発生した東京電力福島第一原発事故は、現代の科学技術がはらむ脅威の深刻さ、科学者のあり方に関わる問題を浮き彫りにしました。しかし、それらの問題を置き去りにしたまま、原発再稼働を目指す動きが加速し、新たな「安全神話」がかたちづくられようとしています。

私たちが取り組むべき課題は、核・原子力に限らず、有害化学物質による環境や健康への被害、廃棄物の処分、生物多様性の減少、自然資源・生態系サービスの喪失など、多岐にわたります。さらに、集団的自衛権や特定秘密保護法に関わる問題など、憲法や民主主義の根幹を揺るがすような政治の動きもあり、私たちは、人権や安全保障の問題にも、これまで以上に危機感を持って取り組む必要に迫られています。

持続可能で平和な社会を実現していくためには、私たち一人ひとりが、問題の現場で自ら学び、専門性を高め、問題の解明に主体的に関与していくことが重要だと考え、高木基金は、そのような取り組みを積極的に助成していきたいと考えています。


高木基金のめざすもの、市民科学の考え方や、これまでの助成先の研究成果などは、高木基金のウェブサイトに掲載していますので、ぜひご覧下さい。


事前相談について

高木基金では、正式の応募の前に、電話やメール、あるいは面談で、応募案件についての「事前相談」を受け付けています。

「このテーマで助成の対象となるか」「申込書にはどの様に調査計画を記載すればよいのか」など、応募に関する質問全般にお答えしていますので、お気軽に高木基金事務局( info@takagifund.org )までお問い合わせ下さい。


みなさまからの意欲的な助成応募をお待ちしております。


高木基金の助成財源は、一般の方からの会費や寄付に支えられています。高木基金は認定NPO法人として承認されており、高木基金への会費や寄付には、寄附金控除が適用されます。


国内の個人・グループ への調査研究助成

◆対象となる調査研究

市民科学にふさわしい調査研究、一次情報の収集、分析、映像等による記録、情報発信、それらに基づく政策提言やキャンペーン活動に関わる諸費用を助成するものです。人件費やグループの運営経費に助成金を充当するかたちでの応募も可能です(資金使途の妥当性も含めて審査します)。

市民科学にふさわしいかどうかの考え方は、「助成募集のおしらせ」をご確認ください。


◆対象者

資格・年令等の制限はありません。一般の市民や市民グループも対象となります。

なお、「初めて応募する方、および過去に一回、高木基金の助成を受けた方」からの応募を「一般応募」、「過去に高木基金の助成を二回以上受けた方」からの応募を「継続応募」とし、助成申込書の書式や、選考の手順を、一部区別していますのでご注意下さい。


◆助成金額

1件あたりの金額は、原則として 100 万円を上限とします。(100 万円を超える応募も可能ですが、その場合は、「事前相談」を利用ください。)


◆助成対象期間

原則として2015年4月〜2016年3月の間に実施される調査研究を対象とします。


◆申込み方法

高木基金のウェブサイトから助成申込書をダウンロードし、必要事項を入力の上、出力した書面を郵送して下さい。同時に入力済みの助成申込書を電子メールで高木基金事務局へ送信して下さい。(書面の申込書を正本とし、電子メールのみの申込みは認めません)

「一般応募」と「継続応募」では、助成申込書が異なりますので、ご注意下さい。


◆募集期間

2014年11月1日〜12 月10日(当日消印有効)


◆事前相談

書面での応募前に、希望に応じて事務局が「事前相談」を受け付けます。調査研究の計画段階での相談にも応じますので、積極的にご利用下さい。


◆選考のながれ

選考委員会で書類選考を行い、結果を 2015 年 2 月中旬頃までに応募者全員に通知します。

書類選考通過者(応募金額 50 万円以下の方を除く)には、2015 年 3 月中旬頃に都内で実施する公開プレゼンテーションに参加し、自らの調査研究計画を発表していただきます。

公開プレゼンテーションの内容を踏まえて、高木基金の理事会で助成先の最終決定を行い、2015 年 3 月下旬までに助成先を発表します。

なお、全体の応募状況等によっては、公開プレゼンテーションでの発表をして頂くかどうかを個別に理事会で判断することがあります


国内の個人への研修奨励

◆対象となる研修など


「市民科学者」としての専門性を高め、実践経験を積むことを目的に、国内外の教育・研究機関等での研修等に長期にわたって参加するための旅費、学費、住居費等の滞在費用を助成するものです。助成金を研修期間中の生活費に充当することも可能です。

将来にわたって NGO 等のスタッフとして活動しながら、「市民科学」の実践を目指す方が、それらの団体でインターンとして活動する際の諸経費や生活費に充てることもできます。

市民科学にふさわしいかどうかの考え方は、別記(2〜3 頁)をお読み下さい。


◆対象者

資格・年令等の制限はありません。大学生・大学院生等である必要もありません。(ただし、単に卒業論文や修士論文を書くためだけの応募や、一般的な学会参加の旅費のための応募は採用しません。研修による実践的な経験を活かし、将来にわたって、「市民科学」を目指すという姿勢を重視します)


◆助成金額

1件あたりの金額は、100 万円を上限とします。


◆助成対象期間

原則として 2015 年 4 月以降に実施される研修等を対象とします。


◆申込み方法

高木基金のウェブサイトから助成申込書をダウンロードし、必要事項を入力の上、出力した書面を郵送して下さい。同時に入力済みの助成申込書を電子メールで高木基金事務局へ送信して下さい。(書面の申込書を正本とし、電子メールのみの申込みは認めません)


◆募集期間

2015年11月1日〜12月10日(当日消印有効)


◆事前相談

書面での応募前に、希望に応じて事務局が「事前相談」を受け付けます。研修の計画段階での相談にも応じますので、積極的にご利用下さい。


◆選考のながれ

選考委員による書類選考の上、理事会が面接を行い、最終的に 3 月下旬までに助成の可否を決定します。

書類選考の結果通知および面接の日程等については、個別に応募者にお知らせします。

この情報に関するお問い合わせ

連絡先

特定非営利活動法人 高木仁三郎市民科学基金

〒160-0004 東京都新宿区四谷1-21 戸田ビル4F

TEL/FAX 03-3358-7064

事務局携帯 070-5074-5985

URL http://www.takagifund.org

E-mail info@takagifund.org