【青少年自立援助センター定住外国人子弟支援事業部】
特定非営利活動法人青少年自立援助センター
外国にルーツを持つ子どもたちの表現活動をご支援ください
「ザ・ヤングアメリカンズ・ジャパンツアー2015」における出会いと未来への希望を彼らに

<外国にルーツを持つ子どもたちをサポートして5年になりました>

私たちが2010年より運営する「多文化子ども・若者日本語教室」には、これまでに400名以上の外国にルーツを持つ子どもたちが在籍し、日本語学習や日本の学校生活の準備などのサポートを行ってきました。また、同じような状況に置かれた子ども同士が出会い母語で会話できる環境を用意したり、仲間と共に日本語や学校の勉強への意欲を高め合う学習支援を通して、子ども1人1人が自信を持って日本社会の中で活躍できるようサポートを行っています。

(外国にルーツを持つ子ども達とは、「国籍にかかわらず、父・母の両方、またはそのどちらかが 外国出身者である子ども」のことで、外国籍のお子さんだけでなく、日本国籍を持っているいわゆる「ハーフ」のお子さんなどを含んでいます。)

<子どもたちの多様な可能性>

子ども日本語教室では学習活動のほかに、スポーツ大会や高尾山登山、サマーキャンプや遠足など様々な校外活動や、ダンス、歌、バンドなどの文化活動も積極的にプログラムに取り入れています。日本人の子どもも外国にルーツのある子どもも同じ。すべての子どもがお勉強が得意なわけではありません。日本語の習得が伸びず教室ではさえない表情の子どもがバスケットボールではスーパーシュートをみせたり、いつも静かな子どもがキーボードを見つけて突然弾きだしたり、誰かの携帯から流れる音楽に合わせて歌いだした子どもの美声に驚いたり・・・そんな瞬間を数多く見てきました。

<外国にルーツのある子どもたちにチャンスを!>

「ピアノが習いたい」「ダンススクールに行きたい」「サッカークラブに入りたい」・・・子どもたちはキラキラした目で言います。でも、彼らの希望がかなうことはほとんどありません。彼らの保護者の多くは不安定な雇用形態で働いていたり一人親で複数の子どもを抱え低所得だったりで、子どものこのような活動に割けるお金の余裕がありません。私たちは自治体や他のNPO団体や市民団体が実施する無料や低料金のワークショップなどを子どもたちに紹介したり、教室のバンドやダンスチームとして参加したりと機会を創ってきました。

そんな時、アメリカの若者たちと歌や踊りなどを通して自らを存分に表現することができるプログラム「ザ・ヤングアメリカンズジャパンツアー2015」が私たちが活動する東京都福生市にやってくることを知りました。子ども日本語教室の子どもたちが参加できたら・・キラキラした顔、顔、顔が浮かびます。しかし参加費は18000円。外国人家庭には厳しい金額です。

<ジャストギビング JustGivingでクラウドファンディングを行っています>

インターネット上には現在、非営利活動のファンドレイジングをサポートするための寄付サイトがたくさん開設されています。

中でもJust Giving Japanは累計寄付総額が10億を超える巨大プラットフォームです。

11月11日より、「外国にルーツを持つ子どもたちの「ことば」を超えた表現活動を応援したい!」というタイトルで、このジャストギビング上に寄付募集のページを開設し、「ザ・ヤングアメリカンズ・ジャパンツアー2015」への外国にルーツを持つ子どもたちの参加を実現しようとしています。

http://justgiving.jp/p/1703

3,000円×6人で外国にルーツを持つ子ども1名がプログラムに参加できます

多民族国家であるアメリカから来た多様なルーツを持つ若者だけでなく、地域に暮らす日本人の子ども・若者とのステージ作りを通して、日本社会の中で「日本語」という声を奪われた外国にルーツを持つ子どもたちに、自信と日本で生きていく希望を見つけてもらいたい。そんな想いで教室スタッフも個人としてファンドレイジングのチャレンジを行っています。

ぜひ皆さんも、このキャンペーンに参加して外国にルーツを持つ子どもたちの、日本での新たな出会いを応援してください!

ご寄付はこちらから→ http://justgiving.jp/p/1703

クレジットカード/銀行振り込みが選べ、500円〜サポート可能です。

「ザ・ヤングアメリカンズ・ジャパンツアー2015」については http://jibunmirai.com/ya/をご覧ください。