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新宿区、 台東区
過疎化〜限界集落化、少子高齢化、貧困と格差、福祉の崩壊、膨大な
債務など、日本国内の問題がとみに深刻化しています。国際協力の世界
では、今後の持続可能な世界を形成していく視点が欠かせませんが、私
たちの足元の日本社会が、いかにして持続可能な社会たりうるのかにも
強い関心を持たざるを得ない状況です。
2015年の開発とNGO研究会では、そのような問題関心に呼応する、さ
まざまな理論的あるいは実践的営みに学びながら、これからの日本の
望ましいあり方を考えます。
APEXの「開発とNGO」研究会は、今日の世界や、そこにおける問題の
構造を深く洞察し、また現状の問題に対する代替案を提起しているような
本をテキストとして、その本の内容や読んで感じたこと、考えたことを、
参加者で自由に話し合うものです。
それを通じて、NGO活動等の基盤となるような世界観を形成していく
ことをめざしています。
参加される方の中から各回の担当者(要約者、コメンテーター)を決め、
それぞれテキストの内容を要約してのご報告とコメントをいただきます。
それらを踏まえて、参加者の間でディスカッションします。実りある会と
なりますよう、テキストを事前に読んできていただくようお願いします。
東京都内各所(JICA東京国際センターなど)
日時:2015年5月31日(日) 15:00-17:45
会場:JICA東京(東京国際センター)セミナールーム406
テキスト:宇沢弘文『社会的共通資本』岩波新書、2000年
副読本 :宇沢弘文『経済学は人びとを幸福にできるか』東洋経済
新報社、2013年
日時:2015年6月28日(日) 15:00-17:45
会場:JICA東京(東京国際センター)セミナールーム406
テキスト:内橋克人『共生経済が始まる』朝日文庫、2011年
副読本 :内橋克人・宇沢弘文『始まっている未来-新しい経済学
は可能か』岩波書店、2009年
日時:2015年8月2日(日) 15:00-17:45
会場:JICA東京(東京国際センター)セミナールーム406
テキスト:大江正章『地域の力—食・農・まちづくり』岩波新書、
2008年
副読本 :黒野伸一『限界集落株式会社』小学館、2013年
日時:2015年9月6日(日) 15:00-17:45
会場:JICA東京(予定)
テキスト:藻谷浩介、NHK広島取材班『里山資本主義—日本経済は
「安心の原理」で動く』角川oneテーマ21、2013年
副読本 :小田切徳美『農山村は消滅しない』岩波新書、2014年
日時:2015年10月25日(日) 15:00-17:45
会場:未定
テキスト:広井良典『人口減少社会という希望-コミュニティ経済
の生成と地球倫理』朝日選書、2013年
副読本 :広井良典『定常型社会-新しい「豊かさ」の構想』岩波
新書、2001年
会員:2,500円/5回分
一般:5,000円/5回分
1回1,200円(資料代込み)のお試し参加も可能です。
下記URLからお申込みいただくか、事務局宛に、E-Mail、FAX、お電話
等でお申し込みください。
http://www.apex-ngo.org/kokunai/kenkyukai.html
特定非営利活動法人APEX (担当:塩原、三木)
TEL:03-3875-9286 FAX:03-3875-9306
〒110-0003 東京都台東区根岸1-5-12 井上ビル
Email:tokyo-officeatapex-ngo.org
(atを半角の@に変えてお送りください)