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中央区
大竹財団では「地球に平和を」を理念に、戦争の原因となる人口問題、食糧問題、環境、エネルギー問題などの調査研究や、様々な社会問題に取り組む個人、NGO、NPOの活動支援をおこなっています。また、月例で様々な社会問題をテーマにした講演会を企画しています。
8月は学校における歴史教科書についての講演会をおこないます。
重要な語句を太文字にして暗記させる「教えやすい教科書」ではなく、「ページをめくってみたくなる、続きを読みたくなる教科書」をつくりたい。そんな思いを共有する現役教員やOB・OGが集まって結成された「子どもと学ぶ歴史教科書の会(学ぶ会)」によってつくられた中学の歴史教科書が『ともに学ぶ人間の歴史』(学び舎)だ。
「政府の統一的な見解」に基づいた記述や「通説がない」と書くことを強制させられた今回の教科書検定。歴史教科書は政府の立場が色濃く反映されているものになった。そうしたなか「慰安婦」の記述について修正を余儀なくされつつも唯一記載して検定をクリアし、来年度から中学社会の教科書として採用されることなった。
今回の教科書づくりの経緯や現在の歴史教育における困難や課題を含め、歴史を学ぶ意味や意義を執筆者の菅間さんからお話をお聞きします。
2015年8月4日(火) 19:00〜21:00(18:30〜開場)
大竹財団会議室(東京都中央区京橋1-1-5セントラルビル11階)
JR東京駅八重洲中央口徒歩4分(八重洲地下街24番出口すぐ)
東京メトロ京橋駅7出口徒歩3分
東京メトロ日本橋駅B3出口徒歩4分
菅間正道さん(子どもと学ぶ歴史教科書の会、自由の森学園中学・高等学校教諭)
一般=500円(学生、大竹財団会員=無料)
一般財団法人大竹財団
Tel 03-3272-3900