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【一般社団法人 社会的包摂サポートセンター】
一般社団法人 社会的包摂サポートセンター
第2回 生活困窮者によりそう 社会的包摂実務者スキルアップセミナー
開催のお知らせ

受付は終了しました
 

ID:38932

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

主要項目

内容

■第2回 生活困窮者によりそう 社会的包摂実務者スキルアップセミナー

生活困窮者自立支援制度本格化スタートから丸1年が経過し、制度の隙間や複合的な困難を抱える人たちへの総合的、包括的なサポートの実務が全国で模索されています。社会的包摂サポートセンターは2012年より「よりそいホットライン」を通じて、ワンストップの総合的な相談事業に取り組み、生活困窮者相談の複合性や対応の難しさについて明らかにしながら、そのスキルアップの方法や体制づくりを進め、昨年には第1回の全国セミナーを開催し、事例集も出版しました。

今年度は第2回全国セミナーとして、相談員の具体的な対応の検証や、相談員自身を振り返り、じっくりと「事例検討」を行う研修スタイルを企画しました。

昨年度に引き続き「実務にかかわる相談員が相談できる機会」を目標とします。全国の相談に関わる実践者が出会い、議論し、ネットワークをつくれるような機会も多く設けました。社会的包摂の実現に向けて志や興味関心がある人たちが共に学びあい、実務に即した方法でスキルアップし、支援現場や社会に還元することを目指します。


日時・会場

◆1日目

日時:2016年9月24日度13時〜19時まで

会場:千葉県教育会館(千葉市中央区中央4-13-10)


◆2日目

日時:2016年9月25日(日)9時半〜15時まで

会場:千葉県弁護士会館(千葉市中央区中央4丁目13-9)


研修内容

◆(1)事例検討 いろいろ 1日目 午後

以下の5つの部屋に分かれて、多様な方法やテーマ、内容で「実践的なスタイル」「具体的な事例を検討する」ことを通して、生活に様々な困難、困窮を抱える方への支援について学びます。


(「日常の生活相談と法律家が連携する事例検討」、「事例検討ステージライブ」、「相談支援を支えるコミュニケーション・面接技術 〜基礎編〜」、「生活困窮経験の若者と一緒に学ぶ当事者参加型事例検討」、「ロールプレイを交えた事例検討」、5つの分科会を予定)


◆(2-1)全体交流会 社会資源、地域づくりについて語り合うセッション 1日目 夜

18:00〜19:15:対談 「地域に新たなつながりを創りだす仕掛け」

特別ゲスト:西川 正 氏(NPO法人 ハンズオン!埼玉 常務理事)

インタビュアー:元島 生(場作りネット 富山 代表)

七輪を囲むことで、老若男女、立場を超えたコミュニティづくりを行う日本コミュニティ七輪学会。「子どもにあたらず火にあたる」「東京に五輪、道端に七輪」なんだかふと笑ってしまうその言葉の裏にはコミュニティ作りの神髄が隠されているように思います。今、日本社会に必要なコミュニティとはどのようなものか、またそれをどのように作っていくことが可能なのか、西川氏の話をお聞きしながら考えてみます。


19:15〜20:30:リレー実践報告

全国で模索しながら実践されている地域づくりの取り組みについて連続でプレゼンテーションを聞きながら、交流します。(出入り自由の緩やかな企画です)

発表予定の実践:①くらしの共済サービスせっせ(釧路)、②よりそいホットライン「被災者見守り相談支援」の居場所実践

③一刻荘(千葉)、 その他、参加者、会場から希望者からのプレゼンテーション、名刺交換、交流など


◆(2-2)スペシャル緊急企画「AV出演被害者からみた若年女性の困窮者支援について」1日目 夜

講師:金尻 カズナ 氏(ポルノ被害と性暴力を考える会)他予定

近年、報道されることの多くなったAV出演被害。被害者支援を行っている立場の講師から若年女性の被害から困窮にいたるまでの実態とその回復支援について参加者とともに考えます。若年女性特有の支援ニーズやコミュニケーションスキルについても議論します。


◆(3)全体研修 事例検討ステージライブスペシャル 2日目 午前

講演:朝比奈 ミカ 氏(千葉 中核地域生活支援センターがじゅまる センター長)

ファシリテーター:日置 真世(よりそいホットライン 全国コーディネーター)


よりそいホットラインの実践が生み出した独自の事例検討を通じて、「アドボカシー(権利擁護)」の視点について考え、学びます。社会的排除にある人たちの相談支援においては、しばしば相談者のアドボカシーが置き去りにされます。そのことを明確にするために、新たに「ソーシャルアドボカシー」という考え方を提起しました。全体研修では具体的な支援を通じて現場で生じる視点の偏りに気づき、「ソーシャルアドボカシーの視点」について対比しながら考えることで、自らの支援の視点や姿勢について振り返ってみます。


◆(4) オプション企画 強化テーマ別講座 2日目 午後

このセッションでは、事例を用いた講座で生活困窮相談の背景に根強く潜む以下の3つのテーマについて深めます。


被虐待の後遺症

軽度知的障がい 見えない、見えにくい「軽度知的障がい」の理解と支援について」

依存 見落としがちな「依存症のサイン」の理解と支援の視点を考える講座


◆(5) クローズド企画「困難事例・専門分野の個別相談会」

生活困窮者支援相談のほか、なんでも相談支援の困難事例や専門的な事例についてよりそいホットラインのコーディネーターや専門員が数名で、1回45分の相談支援の相談を個別に応じます。

完全予約制・定員有り

定員:1日目 18:00〜20:30 6名(組)まで、2日目 9:00〜12:00 6名(組)まで


主催

社会的包摂サポートセンター


後援

千葉県、千葉県弁護士会、(一社)ひと・くらしサポートネットちば


申込

http://279338.jp/skil/up.html内の、「申込」にご記入のうえ送信してください。

申込は当日まで可能です。

チラシ(PDF)をご確認の上、お申し込みください。

この情報に関するお問い合わせ

連絡先

一般社団法人 社会的包摂サポートセンター

申し込みURL:http://279338.jp/skil/up.html