※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。
総額300万円
助成金の詳細は下記URLをご覧ください。
URL→http://www.actbeyondtrust.org/info/3211/
■アクト・ビヨンド・トラスト 2017年度「ネオニコチノイド系農薬に関する企画」 公募のお知らせ
一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト(代表理事:星川淳)は、ネオニコチノイド系農薬をめぐる問題の掘り下げや、使用の削減ないし中止に取り組む個人および団体への活動助成公募を行なっています。
一般にはあまり知られないまま、お米から果物まで、ときには「減農薬」の切り札として用いられ、シロアリ駆除剤や防虫剤として身近な暮らしにも入り込んでいるネオニコチノイド系農薬(フィプロニルなどを含めて「浸透性殺虫剤」とも総称)。有機リン系農薬の代替物として1990年代に開発されて以来、国内外を問わず使用が急拡大するネオニコチノイド系農薬は、その浸透性・残留性・神経毒性から、ミツバチの大量死が示唆するように生態系と生物多様性全体を脅かすばかりか、子どもたちの脳の発達にも悪影響をおよぼす可能性が指摘されています。
EUでの使用禁止措置をはじめ世界的に研究や規制が進んでいますが、日本では各地で民間の削減努力が生まれつつある一方、全体的にはいまなお規制緩和の方向です。本助成は、予防原則を踏まえて、浸透性殺虫剤の被害を防ぎ、規制のあり方や一般市民の消費行動を変える働きかけ、浸透性殺虫剤の影響を市民の立場から検証する調査・研究、そしてすでに多くの環境化学物質と放射能に取り巻かれた私たちが、浸透性殺虫剤にどう対処していくべきかを探る公共的な議論喚起など、問題解決に向けた効果的な取り組みを支援します。
なお、abtではネオニコチノイド系農薬の危険性について、科学者による知見と参考文献をわかりやすくまとめた資料を作成しました。応募に際しては、このようなエビデンスを踏まえたうえで、市民の手による問題解決を進める企画を期待しています。
ネオニコチノイド系農薬に関する問題提起や、使用の削減ないし中止に取り組む個人および団体(ボランティアグループ、NPO/NGO、公益法人、研究機関、生産者など、地域、法人格、活動実績は問いません)。
下記4部門総額300万円
a)調査・研究部門
b)広報・社会訴求部門
c)市場“緑化”部門
d)政策提言部門
2017年4月1日〜2018年3月31日の間に実施される活動
2016年12月19日(月)〜2017年2月10日(金)
応募要項、申請書などの書類一式はこちらからダウンロードしてください。
http://www.actbeyondtrust.org/program/kobo2017/
2017年2月10日(金)消印有効
一般社団法人アクト・ビヨンド・トラスト 助成係
電話:070-6551-9266(10:00〜19:00)
Email:grant@actbeyondtrust.org
HP:http://www.actbeyondtrust.org
Facebook:https://www.facebook.com/actbeyondtrust