ボランティアを考えている企業・社員の方へ

三井住建道路株式会社関東支店

三井住建道路株式会社関東支店では、2017年、2018年と新宿区手をつなぐ親の会主催の『楽しい集い(運動会)』の運営補助ボランティアを行いました。新宿区手をつなぐ親の会は、知的障害のある子を持つ親たちが、子どもたちのよりよい成長を願い、社会の一員として自立し生涯安心して生活できるように、医療、教育、労働、居住の場などの制度の充実や福祉施策の実現を求め、力を合わせて活動するために1963年に発足した地域福祉団体です。

三井住建道路株式会社では、地域に根差した社会貢献に取り組んでおり、関東支店においても地域に貢献できる活動を探していたところ、新宿区社会福祉協議会から紹介を受けたことが『楽しい集い』のボランティア活動に参加したきっかけです。ボランティアに参加したメンバーは関東支店有志や本店からの助っ人などで、部長クラスも多く参加しました。

『楽しい集い』は、知的障害のある人約90名とその家族やボランティアスタッフを含めると約200名の運動会で、新宿区コズミックセンターで開催されました。ボランティアの内容は、会場設営、参加者の誘導、ラジオ体操の時にステージ上で模範体操、駆けっこ、ダンスと進み、前半終了。昼休みの後は、輪投げやユニカール(カーリングをシーズンオフに楽しもうとスウェーデンで考案された競技)の手伝い、玉入れでの玉拾い、パン食い競争の手伝いをし、みんなで盆踊りを踊ってフィナーレでした。後片付けをしてボランティア活動は無事完遂です。

当日は、障害のある人たちやそのご家族、他のボランティアスタッフ等多くの方と触れ合うことができ、社員の人達は充実した時間を過ごすことができました。新宿区手をつなぐ親の会からは、「設営から後片づけまで力仕事も多く、親は障害のある子どもと共に一緒に楽しみたいと思っているので、ボランティアさん無しには、開催できない。有難いです。また、障害のある人たちに接してもらうことができて嬉しいです。」とのお言葉をいただいています。また、後日、新宿区手をつなぐ親の会からボランティアに参加したメンバーへお礼状が届き、自分たちの活動が役に立っていることが実感できたようです。

『楽しい集い』のボランティア活動の他に、三井住建道路株式会社関東支店では、新宿区内で開催された社会福祉法人 日本盲人会連合関東ブロック協議会の『関東ブロック評議会東京大会』のボランティア活動にも参加しました。この評議会は、参加者約500名の内約400名が視覚障害がある人です。活動は、この大会に出席される視覚障害のある人の最寄り駅から会場までの付き添いや、会場内で座席までの誘導や会場のレイアウトの情報提供、マイクを渡すなどのお手伝いでした。日本盲人会連合の担当の方によると、「付添いのいない視覚障害のある人が安心して会に参加するには、無くてはならないボランティアです。」とのことです。三井住建道路株式会社の社員ボランティアの方は、「今後も活動を継続し、ボランティアの参加者をより増やしていきたい。」とおっしゃっています。

【取材・記録】東京ボランティア・市民活動センター

三井住建道路株式会社関東支店:https://www.smrc.co.jp/company/network/detail.html?pdid=9

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