(2009年3月2日 )
第22回 都内相談機関研究協議会
人間関係をよくするために 〜 SSTに学ぶ
- キーワード
- 相談 、 当事者 、 SST
主催:
民間相談機関連絡協議会
東京ボランティア・市民活動センター
2009年3月9日(月)10時〜16時
(受付開始は9時30分より)
東京ボランティア・市民活動センター会議室 にて
(会場案内はこちら)
会社、学校あるいはボランティア団体など組織の中では、往々にして人間関係が悪くなり、「あの人さえいなければ…」などとささやかれることがあります。 いや、これは他人ごとではなく、「自分がトラブルメーカー」であるのを気がついていないこともあります。
そのような時に、どうすればよいでしょうか。
そこで、今回私どもが学習するのは、SST(Social Skills Training=生活技能訓練)です。これは精神科で使われている認知行動療法の一つですが、こころを病む人が少しでも社会適応ができるようにするという目的で使われています。専門性の高い療法ですが、今回これを学ぶ目的は、治療というよりも人間関係をよくする目的で、その一端に触れることができたらと思います。
講師をお引受けくださいました前田ケイ先生は、この分野では日本の第一人者であり、きっと貴重な学習の機会となるに違いありません。ぜひ多数の方々の参加を期待いたします。
開催趣旨
都内の相談機関・団体では、混沌とした社会状況を反映して複雑かつ多様な相談が寄せられており、相談者のニーズを受けとめながら、問題解決に向けて相談機関相互の連携を図っていくことが求められています。
一方、市民としての感性や当事者としての経験等を生かしながらNPO法人をはじめとする市民活動団体による相談機関・団体が、専門的かつ多様な相談援助活動をとおして、課題解決をめざして相談者を総合的にサポートする動きも出てきています。
そこで、相談活動に取り組む関係者が集まりまがら、多様なニーズに応えるための相談援助活動のあり方や相互の連携や協力の方向性、また相談援助技術のの質の向上など相談機関・団体の今日的あり方を探る目的により、本協議会を開催します。
開催要綱はこちらからダウンロードしてください(PDFファイル/260KB)
対象
- 民間相談機関連絡協議会 会員
- 区市町村社会福祉協議会、ボランティア・市民活動センターのスタッフ
- 公的相談機関スタッフ(福祉事務所・児童相談所・保健所・保健福祉センター他)
- 民間相談機関・団体のスタッフ
- その他、相談事業(活動)を行う者
参加費
2,000円 (当日、会場受付でお支払いください)
定員
80名 (定員になり次第、申込みを締め切ります)
当日の予定
受付開始(9時30分より)
開会(10時〜)
主催者あいさつと、研究協議会のねらい
斉藤友紀雄 (民間相談機関連絡協議会 会長 / 日本いのちの電話連盟 常務理事)
現場からの発言(研究協議会への発議として)※調整中
井利由利さん (社団法人青少年健康センター・茗荷谷 チーフスタッフ)
唐木理恵子さん (練馬ボランティア・市民活動センター ボランティア・コーディネーター)
川森玲子さん (財団法人鉄道弘済会 福祉相談室)
ワークショップ「人間関係をよくするために」
前田ケイさん (ルーテル学院大学教授)
休憩(12時〜13時)
閉会あいさつ
山崎美貴子 (東京ボランティア・市民活動センター 所長)
閉会(〜16時予定)
主催団体について
民間相談機関連絡協議会
都内で相談活動を行なっている民間相談機関・団体によって1997(平成9)年に設立されました。140を超える民間相談機関・団体が相互の連携を深めながら、ネットワーキングを図りつつ、研修事業等を実施しています。
東京ボランティア・市民活動センター
東京を中心に、ボランティアやNPO/NGOなど市民による主体的で営利を目的としない活動(市民活動)を推進・支援することを目的に1981(昭和56)年に設立されました。ボランティア・市民活動についての相談や情報提供、NPO向けの研修事業などに取り組んでいます。
お申込み・お問い合わせ先
以下のお申し込みフォームからお申し込みください。
お問い合わせ先
東京ボランティア・市民活動センター(担当: 藤原・菅野)
〒162-0823 新宿区神楽河岸1-1 (飯田橋セントラルプラザ10階)
〔電話〕03-3235-1171
〔ファックス〕03-3235-0050
〔ウェブサイト〕http://www.tvac.or.jp/