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(2014年10月14日 / 池田明彦 )

TVACレポート

第29回 食事サービスを考えるつどい(報告)

キーワード
食事 、 食事サービス 、 つどい 、 介護保険 、 在宅支援

平成26年10月11日(土)、飯田橋セントラルプラザで標記つどいが行われました。これは都内の食事サービス団体のネットワーク組織である東京食事サービス連絡会(会長:石田 惇子さん)が主催、東京ボランティア・市民活動センターが共催で毎年開催しているものです。当日は50人の参加があり、昼食時の情報交換も含め、活発に交流を行いました。


当日の様子


午前の講師の野村 知子さん(桜美林大学健康福祉学群教授)からは、「市民が担う食事サービスの意義」について講義をいただきました。食をきっかけに「人間関係のつながり」や「まちづくりの視点」を持つことを再確認しました。


午後の第Ⅱ講義は、内藤 佳津雄さん(日本大学文理学部教授)から来年度から予定されている「介護保険制度改正の動向について」、特に区市町村との関係で大きく左右される地域支援事業について学びました。


第Ⅲ講義 「市民参加による、在宅支援の食事サービスとは」と題して、講師に山崎 美貴子(東京ボランティア・市民活動センター所長)、事例報告として、公益財団法人調布ゆうあい福祉公社 武安 眞珠さん(+協力会員大下さんと中里さん)とNPO地域ケアネットワークゆいまぁる 八幡 茂子さん(+スタッフ福島さん)から実践報告をいただきました。平野覚治さん(老人給食協力会ふきのとう代表)の進行により、現場での様々な工夫、食事サービスの役割を考えました。


最後に「NPO法人支えあう会みのり」のベテラン会員(87歳)から一言いただき、参加者一同大変励まされました。


(アンケートから)

子どもたちの食の問題にも触れられ、新たな課題を提供してもらうことができた

はじめての参加だったが、食事サービスの現況を知ることができた

事例はわかりやすく、今後の活動の参考になった

ランチタイムの情報交換が長くてよかった

前向きに活動する意欲が湧いた など


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