ボラ市民ウェブ
TVACニュース

(2015年12月9日 / TVAC )

お知らせ

「25の事例・視点から学ぶ 災害ボランティアセンター設置・運営のヒント」発行!

キーワード
災害 、 VC 、 災害ボランティアセンター 、 防災 、 広報

東京都災害ボランティアセンター アクションプラン推進会議(事務局:TVAC)では、「25の事例・視点から学ぶ 災害ボランティアセンター設置・運営のヒント」を作成しました。災害時に、災害ボランティアセンターの立ち上げを検討している社会福祉協議会や市民活動センター、NPO、行政や関係団体の方、必見です!


ご購入はこちらから


画像「25の事例・視点から学ぶ 災害ボランティアセンター設置・運営のヒント」表紙


災害ボランティアセンター(以下災害VC)は、「被災者支援」という大前提があり設置・運営されるということは言うまでもありません。その「被災者支援」という観点から、災害VC設置・運営のヒントとなるよう本書は編集されています。


東日本大震災等に関わった、NPO・NGO職員と、都内社会福祉協議会職員・ボランティアセンター職員らによる、「座談会」の特集と、そこで触れられている、災害VCの設置目標や、役割・機能、視点などに関する25の事例が掲載されています。首都圏だけではなく、日本全国において、災害VCの設置・運営や平時からの取組みを考える際の参考となるものです。


本書が、少しでも平時からの減災の地域づくりや、災害への備えの促進に貢献できれば幸いです。


なお、「25の事例・視点から学ぶ 災害ボランティアセンター設置・運営のヒント」は、首都直下地震など東京での大規模災害に備えるためのボランティア・NPOの行動計画「アクションプラン」の1つ「災害VC設置・運営アクションプラン」の一環として作成しています。「アクションプラン」については、本ページ下に記載しています。


書籍名 25の事例・視点から学ぶ 災害ボランティアセンター設置・運営のヒント

規 格 B5判・76ページ

価格 700円(税・送料別)

内 容

第1章 座談会

〜何のために災害ボランティアセンターを設置・運営するのか〜


第2章 事例編

〜災害ボランティアセンターの設置目的・役割・機能〜


1 災害ボランティアセンターの設置目的

事例① スローガンで「心をひとつに!」

事例② 三宅島全島避難に際して


2 ニーズ把握

事例③ 被災者宅へのかわら版(ニュースレター)の配布

事例④ “炊き出し”を活用したニーズ把握

事例➄ 性別の視点でのニーズ把握(要援護者支援とも直結)


3 災害ボランティアの安全衛生

事例⑥ 安全衛生における建築の専門家との連携

事例⑦ 安全衛生における看護協会との連携

事例⑧ 暴力・ハラスメント 〜ジェンダー視点からの安全衛生〜


4 ボランティア活動の環境整備

事例⑨ 元民宿を借り上げての宿泊場所確保

事例⑩ 静岡県西伊豆町の事例 〜複数市町で協力してのボランティアバス運行〜


5 団体連携・調整

事例⑪ 団体連携・調整での石巻災害復興支援協議会

事例⑫ 団体連携・調整 〜岩手県遠野市の事例〜


6 行政との調整

事例⑬ 行政との連携 〜板橋区の事例〜

事例⑭ 行政との連携 〜荒川区の事例〜

事例⑮ 行政との連携 〜3者会議の事例〜


7 広報

事例⑯ 大島社協災害VCの広報(HPとFBの併用)

事例⑰ 前橋市大雪たすけあいセンター(日頃の連携による広報)


その他① 被災者への寄り添いとエンパワメント 〜災害ボランティアセンターの支援の視点〜

被災者への寄り添い支援・エンパワメント

事例⑱ 三宅島災害・東京ボランティア支援センター

事例⑲ 避難者当事者の手で広域交流会を実施

事例⑳ 女性被災者への寄り添い支援


その他② 平時からの取組み 〜災害が起きる前にできることがたくさんある!〜

事例㉑ 文京区での民生委員との連携事例

事例㉒ 平時からの多様な団体によるネットワークづくり

事例㉓ みんなでつくる日野の防災プロジェクト

事例㉔ 城北ブロックでの連携の事例

事例㉕ 平時からの連携 〜清水町(静岡県)と板橋区の場合〜


コラム イザ!という時のために日頃からの連携を


第3章 チェックリスト編

平時からの取組み5つのチェックリスト


災害ボランティアセンター設置運営事例集作成委員会 委員(五十音順)

松山 文紀(震災がつなぐ全国ネットワーク)

渡辺 日出夫(ADRA Japan(アドラ・ジャパン))

浅野 幸子 (減災と男女共同参画 研修推進センター)

神元 幸津江(いたばし総合ボランティアセンター)

上島 安裕 (ピースボート災害ボランティアセンター)

平石 進 (文京区社会福祉協議会)


<協力>

福田 信章(東京災害ボランティアネットワーク)


<事務局>

秋山 純 (アクションプラン推進会議 幹事団体 東京都生活協同組合連合会)

加納 佑一(アクションプラン推進会議 幹事団体 東京ボランティア・市民活動センター)

高橋 紘之(アクションプラン推進会議 幹事団体 東京ボランティア・市民活動センター)


ご購入はこちらから


東京都災害ボランティアセンター アクションプラン推進会議とは…?

来るべき首都直下地震に向けて、さまざま団体とともに平時の対策を進めるための「アクションプラン(5か年中期実行計画)」を策定し、26年度から取組みを進めています。東京都災害ボランティアセンター アクションプラン推進会議は、その「アクションプラン」を中心的に進めるネットワーク会議体のことを指します。現在、以下7つの団体が中心的に運営を担っています。

◆アクションプラン推進会議 幹事団体

国際協力NGOセンター(JANIC)

ジャパン・プラットフォーム

東京災害ボランティアネットワーク

東京都生活協同組合連合会

東京ボランティア・市民活動センター

東社協区市町村社会福祉協議会部会

日本青年会議所関東地区東京ブロック協議会


アクションプラン(5か年中期実行計画)(pdf)

情報を探す