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TVACニュース

(2006年6月22日 / 綱川泰章 )

TVACレポート

区市町村ボランティア・市民活動センター新任研修を開催中です。

キーワード
ボランティアセンター 、 NPOセンタ− 、 中間支援組織

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今日、多様な社会的課題を背景に地域のあらゆる分野にボランティア・市民活動が広がりつつあります。また一方で行政における協働のあり方についても、市民と行政が相互に自立し、対等な関係でお互いの役割を果たすことを推進施策として、定着しつつあります。こうした状況下において、新しいニーズとボランティア・市民活動を結びコミュニティに根ざした活動を推進するために、中間支援組織としての区市町村ボランティア・市民活動センターの果たす役割は極めて重要になってきています。


本研修では、そうした区市町村ボランティア・市民活動センターの新任スタッフ、ボランティアコーディネーターを対象に、求められる社会的な役割を認識するとともに、必要な基本的理念や技術、知識などの専門性を参加者が得ること目的に毎年、年4回開催します。


第3回は、6月14日・15日の1泊2日にわたり、「協働の推進における中間支援組織の視点とはどんなことか、またそのスキルとは何か」を大きなテーマに掲げ、青梅市の青梅簡易保険保養センターで開催しました。

研修全体はグループディスカッション形式をとり、当センターの副所長である安藤がファシリテーターとなり「協働の推進に対してどのような課題があるか」からはじまり、そのなかの1つでもある「中間支援センターと行政との視点について」は講師として、とちぎボランティアNPOセンターぽぽら事務局長の槇さんをお招きして、行政・企業・NPOの関わり方と問題点を学びました。また、「センターが取り組む新たな事業」をテーマに各グループが、仮想で自分達の局長に企画提案するグループワークも行いました。


研修生達は1泊2日の長時間にかけて熱心に研修し、その中からフレッシュなアイデアや熱のこもった議論を楽しみながら終了しました。また、夢のある楽しい企画実現に向けて「普段からイメージトレーニングを心がけ頑張っていきたい」という意識の自覚が芽生えたとの声が多数きかれ、東京ボランティア・市民活動センターとしても、研修を通じてこれからも新しいカリキュラムを進めて行く予定です。

余談になりますが、1泊2日の研修により研修生達の間に、「ますます親近感が生まれた」との感想が多数あったことも付け加えさせていただきます。



参考リンク

東京都内の区市町村ボランティア・市民活動センター

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