ききマネ講座第4回
ボランティアのリスク・ここが心配
〜安心して活動してもらうためのボランティア・マネジメント〜

キーワード: NPO 、マネジメント、リスクマネジメント

※この情報は掲載期限を過ぎたものです。

◆でしょうか。 ×でしょうか。おわかりになりますか?

「ボランティアの起こした事故について団体は一切責任を負いません」という文に承諾のサインをしてもらっているので、団体には責任はない──。

一度お願いしたボランティアは、やめてもらうことはできない──。

ボランティアが来るか来ないかは、その日の朝にならないとわからない──。

NPOを運営していく上でボランティアの参加・協力は欠かせませんが、どのようにボランティアを募集したらよいのか、また、ボランティアに協力してもらいたいが安全管理に心配があるなどの相談がたびたび寄せられるようになっています。

危険を伴う活動ではボランティア自身の安全確保についての取組みも必要ですが、ボランティアの関係する事故について、受入れた団体の法的責任を問われることがあります。

子どもや高齢者、女性など対人的な支援をする活動では、対象者を守るためにボランティアと約束しなければならないことについて何を準備すればよいか迷う例も多いようです。

今回のききマネ講座は、ボランティア募集と受入れの際のリスクとその管理の方法について、アメリカの事例も参考にしながら一歩踏み込んだ学習と検討をすることを目的に開催します。

とき

2006年11月14日(火) 19:00〜21:00

ところ

セントラルプラザ12階会議室A・B

対象

ボランティアを受入れるNPO・福祉施設の受入れ担当者、理事、スタッフ
ボランティア・NPO支援センターのコーディネーター

講師

◆中原美香さん (NPOリスク・マネジメント・オフィス代表)

日米での人権団体勤務などを経て、2000年12月、東京で「NPOリスク・マネジメント・オフィス」をスタート。「いいことはうまくやろう!」をスローガンに、市民活動をリスク・マネジメントの観点から組織運営や事業実施見直すことで、より効果的・効率的に社会変革が達成できるように支援している。そのほか、「反差別、社会変革、NPO、マネジメント」を軸として活動している。