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TVACニュース

(2007年2月2日 / 藤原孝公 )

お知らせ

第19回移送サービス研究協議会

キーワード
移送サービス 、 移動サービス 、 ハンディキャブ

※この情報は掲載期限を過ぎたものです。

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ボランティア・市民活動による移送・移動サービスは、移動困難者の生活圏拡大と移動の保障を目指した市民活動のほか、社会福祉協議会や介護事業NPOなど全国で約3,000団体で実施されています。

市民活動が数十年にわたって改善を求めてきた移送・移動サービスの白タク問題は、道路運送法改正により法的問題は一応の解決がなされました。

しかし、移動困難者を支えようという視点から移送サービスとの協働を図ろうという行政やタクシーなどの動きはまだ少なく、何のための移送サービスなのか、そして協働なのかを問う声もあらわれています。

一方で団体の事業化がすすむあまり、市民の視点が失われようとしているのではいう指摘もあります。

本年度の研究協議会では、移動困難者の生活を支えるという移送サービス本来の使命に立ち返り、急速にすすむ制度化の中で今、何が問題であり、そして何が必要なのか、これからの移送・移動サービスのあり方を考えます。どうぞご参加ください。



日時

2007年2月25日(日)10時〜16時30分

受付開始 9時30分より


会場

飯田橋セントラルプラザ 会議室

〔住所〕東京都新宿区神楽河岸1-1


参加費

3,000円(一人あたり、資料代含む)

別紙申込書に所定事項をご記入の上、2月22日(木)までにお申し込み下さい。なお参加費は当日、受付にてお支払い下さい。


申込定員

300名(定員になり次第締切とさせていただきます)


主催

東京ボランティア・市民活動センター / 東京ハンディキャブ連絡会


企画

第19回移送サービス研究協議会 実行委員会


後援

NPO法人 日本移送・移動サービス地域ネット連合会/北海道移送・移動サービス連絡会(STネット北海道)

青森県移送サービスネットワーク(Dネット)/移動サービス・ネットワークみやぎ/やまがた福祉移動サービスネットワーク

新潟県福祉移動サービスネットワーク/茨城福祉移送サービス団体連絡会/栃木県移送サービス連絡協議会

やまなし障害者移送ネットワーク/移送サービス研究会/埼玉県移送サービスネットワーク

千葉県移送サービス連絡会/かながわ福祉移動サービスネットワーク/福祉移動サービスネット静岡

NPO法人 横浜移動サービス協議会/富山福祉移動サービスネットワーク/北陸移動サービスネットワーク

福井移動サービス研究会/NPO法人 長野県ハンディキャブ連絡会/NPO法人 東海福祉移動研究協議会

愛知県ハンディキャブ連絡会/京都移動サービス連絡協議会/関西STS連絡会

移送サービスネットワーク・泉州/兵庫県移送サービスネットワーク/NPO法人 移動サービスネットワークこうべ

山口県ハンディキャブ連絡会/高知の移動サービスを考える会/さが福祉移動サービス・ネットワーク

熊本外出支援ネットワーク/大分県移送サービスネットワーク/かごしま外出支援ネットワーク

社団法人全国腎臓病協議会

(申請中)



プログラム

1.


午前のプログラム(10時〜12時)

◆第1分科会 移送サービスの担い手は確保できてますか?

移送サービスの運転協力者が集まりにくくなっていませんか?ボランティアをやりたいという問い合わせがあっても、実際には登録してくれない人もいませんか?その背景には、謝礼の有無や、講習受講や介助技術の必要性などさまざまな要因があるのではないでしょうか。グループ討議形式で、参加者からの現場の悩みや問題点をあげてもらい、今後の担い手確保に向けて対策を話し合います。

話題提供 移送サービス団体コーディネーター


◆第2分科会 今、問われる移動の権利 ー昨今の行政施策の様相ー

高齢社会は移動のニーズを顕在化させ、福祉移送に関する様々な社会資源を生み出しました。その中で、国民の人権を守ることを責務とする行政は何ができるのでしょうか?財政的に厳しいと言うことで、何もしないのか?それで移動の権利が守れるのか?楽観できない現実に苦悩しつつも先駆的取り組みを行なう自治体にスポットをあて、事例に学びながら移送サービスが行政施策の中で、どうのように位置づけられて行くことが求められているかを討議します。

報告 調整中


◆第3分科会 移送サービスの財政的自立は可能か-行政の補助に頼らない財源確保の道を探るー

移送サービス団体のほとんどは、財政難に苦しんでいます。利用者負担ですべての経費を賄うことは不可能であり、頼みとする行政の補助も先細りしつつあります。赤字から脱却するにはどうすればいいのか。大幅な支出削減か。収益事業はどんなものが可能なのか。事業規模を縮小して生き残りを図るのか・・・。それは移動困難者を切り捨てることにならないか。財政問題に焦点を当て、自主財源の確保に向けた具体的方策を、パネリストや参加者の討論によって探ります。

報告 阿部司(東京ハンディキャブ連絡会)・重枝孝和(東京ハンディキャブ連絡会)他



午後のプログラム

◆福祉車両フェア(終日開催)

福祉車両メーカー各社による実車デモンストレーションを行います。福祉車両のご購入や買い替えをご検討中の方など、ご自由にご覧いただけます。


◆全体会「カンカンガクガク!移送サービス徹底大討論」(14時〜16時30分)

急速にすすむ移送サービスの制度化、議論がすすまない例もみられる運営協議会、見えない行政の方針、そして移送サービスの理念、経営、ボランタリズム・・・。移送・移動サービスについて一気にまとめて大胆に論じます!

第1部『現状編』 移送サービス『ここがわからない!』 ~展望、行政政策、団体運営、運営協議会、認定講習〜

第2部『将来編』 移送サービス『どこへゆく』 〜本当に移動困難者を支えるしくみはできるのか?〜

パネリスト 阿部 司 (東京ハンディキャブ連絡会) / 秋山哲男 (首都大学東京 都市環境学部教授) 他



お申し込み・お問い合わせ

こちらのお申し込みフォームからお申し込みください。


参加お申し込みフォーム


お問合せは下記までお寄せください。


東京ボランティア・市民活動センター (担当:藤原)

〔住所〕〒162-0823 東京都新宿区神楽河岸1-1

〔電話〕03-3235-1171 〔ファックス〕03-3235-0050



プレ企画・・・2月24日(土)開催のプログラム

◆移送サービス基礎講座 (2月24日) について

より基礎的な研修のための講座を前日に開催いたします。 あわせてご参考ください。

詳しくはこちらをご覧ください。


◆共同配車センター見学ツアー (2月24日) について

より基礎的な研修のための講座を前日に開催いたします。 あわせてご参考ください。

詳しくはこちらをご覧ください。