地域に根ざす中間支援組織スタッフのための 支援力(パワー)アップ塾

支援力アップ塾のご紹介

現場の悩みも、経験も、聴キ合ッテ、実践の糸口をつかもう
~地域をつなぐコーディネーターのチカラを伸ばす、
                   支援力アップ塾~


身近な人が抱える問題にいち早く気づき、「何とかしたい」と行動する、ボランティア。「こんな地域にしていきたい」と仲間と活動する、NPO。それらに加えて今、福祉施設や学校、企業の社会貢献など、様々な組織が地域づくりのために動き出しています。私たちは、そうした多様な立場の市民や組織とともに、よりよい地域社会をつくっていくことをめざし、2012年度に本塾を開講しました。

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私たちの暮らしをとりまく環境が急速に変化する中で、地域のニーズが質を変え、いっそう見えにくくなり、従来の考え方や方法だけでは課題の解決が難しくなっています。そのため、個々のニーズを受け止め、誰もが暮らしやすい地域社会をつくっていくには、関わる人や組織の輪を広げることが欠かせません。そして、新たな地域資源を開発し、創造性豊かな活動を生み出し、様々な人や組織の参加をすすめ、課題解決に向けて一歩を踏み出すために、地域をつなぐ要役への期待がますます高まっています。

支援力アップ塾では、その要役を担うスタッフを「地域をつなぐコーディネーター」と呼び、中間支援組織をはじめ、福祉施設や医療機関、学校、企業、行政など幅広い組織のスタッフを対象にしています。支援力アップ塾では、みなさんとともにつくる学び場です。日々の悩みや関心事を持ち寄り、ともに学び合うなかで、それぞれが実践の糸口を見出していく場として活用し、地域づくりの活動のチカラとしていただければ、幸いです。


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多様な主体が連携し、地域をよりよく変えていく社会。支援力アップ塾の描くビジョンです


■支援力アップ塾 開講の背景 ページへ

■「12のアクション」と「身に付けたい6つの力」 ページへ

■支援力アップ塾 4つの編 ページへ


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中間支援組織の役割のイメージ図

支援力アップ塾では、中間支援組織について、次のように想定しています。

「市民社会に参加する個人、組織を支えながら、地域の課題を解決するためのプラットフォームをつくる組織」


具体的には、次のような組織と考えます。

  • ボランティア・市民活動センター
  • NPOセンター
  • 国際交流協会
  • まちづくりセンター
  • 大学ボランティアセンター
  • 社会福祉協議会 など

また、支援力アップ塾では、次の組織のみなさんにも、受講をお誘いしています。

  • 企業CSR担当
  • 公共施設や社会福祉施設のボランティア担当
  • 自治体の市民活動支援担当



幅広い分野から、多様な組織が集います

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都内近郊を中心に、様々な分野の中間支援組織や、地域の課題に取り組む組織のみなさんがともに学びました。

幅広い分野から、また多様な立場の受講生が一堂に会し、学ぶ機会は、支援力アップ塾の大きな特徴になっています。






参考資料:支援力アップ塾
足あととこれからの一歩 ~研修の企画 3年間の記録と提言~

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支援力アップ塾の
3年間の記録と提言

TVACでは、支援力アップ塾を開講するにあたり、企画・評価委員会を組織し、研修事業としての検討を重ねてきました。支援力アップ塾の3年間を委員会のみなさんとふりかえり、報告書にまとめました。

報告書では、中間支援組織が自らの組織のスタッフを研修する際に、参考となるよう、研修づくりのプロセスをおって整理しています。

※関心のあるかたは、事務局(支援力アップ塾担当)までお問合せください。