25 その時歴史を動かした!
~日本におけるボランティアの歴史からボランタリズムを考える~

以前に増して、「ボランティア」という言葉を聞く機会は増え、広がりが生まれている一方で、本来の"ボランティア"とはどのようなものかが見えづらくなってきてはいないでしょうか?

この分科会では、どのようにボランティア・市民活動が発展してきたのか、日本におけるボランティアの歴史から、「ボランティア」という生き方と行為がいかに重要であるか、真のボランタリズムについて考えてみたいと思います。

日本を代表する東西の民間ボランティア推進機関のキーパーソンを招き、ボランティアの歴史が動いたターニングポイントにおいて、各時代で大切にされてきたボランティアの価値は何か、そのとき市民は歴史をどう動かしたのかを振り返ることにより、改めてボランティアの本質を考えます。


日時: 10日(日)13:30~16:00

定員:30名

出演:早瀬 昇さん(大阪ボランティア協会常務理事)

枝見 太朗さん(富士福祉事業団理事長)

安藤 雄太さん(東京ボランティア・市民活動センターアドバイザー)

おすすめ: テーマに関心のある方どなたでも

講座形式: 鼎談


出演者紹介

早瀬 昇さん(社会福祉法人 大阪ボランティア協会 常務理事)

1955年、大阪府生まれ。大学で電子工学科を専攻したものの、交通遺児問題、地下鉄バリアフリー化問題などに関わる市民活動などにのめりこむ。大学卒業後、フランス・ベルギーの知的障害者グループホームで研修後、78年に大阪ボランティア協会に押しかけ就職。91年~2010年は事務局長。企業市民活動の推進、阪神・淡路大震災では日本初の災害ボランティアセンターの創設・運営を進める。2010年に大阪ボランティア協会を退職し、現在はフリーランス。現在、関西大学経済学部客員教授の他、ボランティアの立場で日本NPOセンター代表理事、日本ファンドレイジング協会副代表理事、日本ボランティアコーディネーター協会検定・認定システムプロモーション委員会委員長なども務める。ビートルズをこよなく愛する赤ワイン党。大の阪神タイガースファン。水瓶座。


枝見 太朗さん(財団法人 富士福祉事業団 理事長)

1957年、東京都新宿区生まれ。大学中退後渡米、2年弱の放浪生活を経て帰国後テレビ局で子ども番組のディレクターとして勤務。富士福祉事業団の創設者だった父親に多額の給料を払うと騙されてボランティア推進の業務へ転職。学生運動上がりの先輩たちに小突かれながらボランティア活動の神髄に触れる。1983年、乗船した青年の船の寄港先インドボンベイ(ムンバイ)で偶然マザーテレサ本人と出会い、その後師事する。マザーが亡くなる97年まで日本におけるスポークスマン、ボランティアコーディネーターの役割を果たす。寄付がたくさんもらえると先輩に騙されて入会した東京青年会議所で96年には理事長を歴任。現在は東京都社会福祉協議会理事、東京ボランティア・市民活動センター運営副委員長、被災地岩手県釜石市キッチンカープロジェクト委員長、茨城県小美玉市四季文化館みの~れ企画実行委員会委員長などの役割をいただきながら市民主体のまちづくりを目指しています。


安藤 雄太さん(東京ボランティア・市民活動センター アドバイザー)

1948年、東京都生まれ。日本大学卒業後、東京都社会福祉協議会に就職。東京ボランティア・市民活動センター副所長を経て2009年定年退職。現在、ボランティア、市民活動関係の自治体施策や研修等に関わり、一方、法政大学現代福祉学部兼任講師、市民社会創造ファンド副運営委員長、社会福祉法人サンフレンズ副理事長等を担っています。とりわけ退職後は全国に行くついでに温泉、美味い酒に加えて最近はお祭りも加わり、地方文化に関心を深めています。









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