02 市民と自転車の未来

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はなしてみよう

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きいてみよう


環境、エネルギー資源などの問題に対処するため、自転車の有効利用がカギとなります。しかし、現状の日本は典型的なクルマ社会となっており、自転車を有効に活用する準備が整っていません。ヨーロッパでの取り組みなどを参考に、我が国の都市交通のあり方を考え、市民がどのようなことを考え、取り組めばよいか考えます。


日時: 2月7日(土)10:00~12:30

定員: 30名

出演:

  • 古倉宗治さん(株式会社三井住友トラスト基礎研究所 研究理事)
  • Re:さいくりんぐ(埼玉大学 学生団体)

おすすめ:

  • 都市交通、まちづくりに関心のある方
  • 環境、持続可能な社会づくりに関心のある方
  • 関心のある方どなたでも

分科会タイムテーブル:

10:00 分科会趣旨説明

10:10 講演「健康環境によい自転車を市民社会で積極的に活用する方法」

      古倉 宗治氏(株式会社三井住友トラスト基礎研究所 研究理事)

11:20 市民活動団体の活動事例「Re:さいくりんぐの取り組み」

      Re:さいくりんぐ(埼玉大学学生団体)

11:40 ワークショップ「5年後の東京の良好な自転車環境構築に向けできることとは」(付箋紙と模造紙を活用したグループワーク)

12:30 分科会終了

※状況により、内容を変更することがありますのでご了承ください。



出演者プロフィール:

古倉 宗治さん 株式会社三井住友トラスト基礎研究所 研究理事

建設省、東京工業大学助教授、(財)民間都市開発推進機構都市研究センター、(株)土地総合研究所等を経て、 2008年から(株)住信基礎研究所(社名変更により現(株)三井住友トラスト基礎研究所)研究理事。

自転車の総合的体系的な利用促進策、放置問題の新たな発想による解決策等を手 掛けるほか、まちづくりに関する法制的な規制、都市環境における環境 共生のあり方等の調査研究を行っている。

国土交通省、警察庁、環境省などの国の委員会や、奈良県、鳥取県、豊橋市、さいたま市、京都市、宇都宮市、茅ヶ崎市、上尾市など、地方公共団体の自転車 関係の委員会に参加。

著書は、『実践する自転車まちづくり-役立つ具体策』(学芸出版社)、『成功 する自転車まちづくり-政策と計画のポイント』(学芸出版 社)、『自転車利用促進のためのソフト施 策』(ぎょうせい)、『欧米先進国にみる自転車政策の高度な取組み』(サイカパーキング)など。


Re:さいくりんぐ

埼玉大学の学生団体。東ティモールで日本の自転車が必要とされていることを知った学生有志によって平成19年発足。

大学構内の放置自転車を有効に活用するため、修理した自転車を 2年間で約200台現地に届ける活動を展開、現地の学校などで役立てられている。東日本大震災以後 は、宮城県山元町や福島県いわき市などへの自転車輸送も行ってきた。

「単に自転車を届けるだけでなく、人と人とのつながりをつくりたい」をモッ トーに、自転車の修理講習活動を通じた現地の人との交流を大切にしている。他方、学内の放置自転車問題解決に向けて、大学内レンタサイクル運営活動を精力的に展開している。






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