市民社会をつくるボランタリーフォーラムTOKYO 2020

その「災害への備え」は自分事になっていますか?

分科会 25

気候変動の影響で、「数十年に一度」と呼ばれるような災害の大型化や頻発化が進んでいます。市民の防災意識は高まりつつある一方、実際に被災した際に備えが十分だったのでしょうか。出演者の率直な経験と学びを伺い、近年は被災していない地域も、どのように防災を自分事として捉えることができるのかを話し合いましょう。


日時: 2月9日(日) 14:00~16:30

こんな方におすすめ!:

  • 地域防災に関わっている方、関わりたいと思う方
  • 災害ボランティア経験者および関わりたいと思う方

出演:

葛岡 敦さん (調布市市民プラザあくろす 市民活動支援センター)

柴田 貴史さん(社会福祉法人鹿沼市社会福祉協議会)

定員: 30人

葛岡 敦さん(調布市市民プラザあくろす 市民活動支援センター)

<プロフィール>

2005年 調布社協入職

  • 知的障害者施設「希望の家」 1年勤務
  • 地域福祉係(担当:生活福祉資金、生活困窮者支援、福祉まつり、見守り事業、サロン、地域福祉活動計画策定、赤い羽根共同募金等) 4年勤務
  • 調布市こころの健康支援センター(精神障がい・発達障がい者の就労支援センター) 6年勤務
  • 現在は、市民活動支援センターにて、ボランティアやNPOの支援をして4年目

この度の台風19号で被災し、災害ボランティアセンターを立ち上げた


柴田 貴史さん(社会福祉法人鹿沼市社会福祉協議会)

<プロフィール>

1977年 栃木県宇都宮市生まれ

1993年 北海道南西沖地震をきっかけにボランティア活動に興味をもちはじめる

1995年 高校在学中、阪神・淡路大震災をきっかけにボランティアを実践的にはじめる

2001年 社会福祉法人鹿沼市社会福祉事業団本部に入職

2005年 社会福祉法人鹿沼市社会福祉協議会と合併により総務課総務係(人事、給与担当)に配属

その後、鹿沼市役所出向、養護老人ホーム、高齢者福祉センターに勤務し、2019年より現職


肩書き

社会福祉法人 鹿沼市社会福祉協議会 事務局主査事務員

認定NPO法人 とちぎボランティアネットワーク災害担当理事

震災がつなぐ全国ネットワーク 幹事

災害ボランティアオールとちぎ 隊長

とちぎ学生未来創造会議 運営委員

とちぎ災害ボランティア実践プロジェクト 座長

災害ボランティア チームかぬま コーディネーター

宇都宮大学地域連携教育研究センター 協力員

日本財団災害ボランティアリーダー養成研修 講師

全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD熊本に参加)


主な活動及び専門分野

以下の内容により、年間約40回の講演と会議に参加させていただいております。

  • 自治体、社協、地域単位での防災啓発の実施(防災講座、講師派遣、提言、出版協力、協働活動等)
  • 災害における復旧・復興活動(避難所運営、まちづくり、地域復興、産業再生、交流等)
  • 災害系ボランティアネットワークの連携及び災害系ボランティア団体の連絡調整
  • ボランティアコーディネーター業務(支援先、参加者、支援物資、移動手段、募金等)

主なボランティア活動等

1995年 兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)

1998年 北関東南東北豪雨水害(那須町)

2004年 スマトラ地震、津波(タイ)

2004年 新潟県中越地震(小千谷市等)

2007年 新潟県中越沖地震(刈羽村)

2008年 中国四川省大地震(成都市ほか)

2010年 奄美大島集中水害(奄美市ほか)

2011年 宮崎県新燃岳噴火(宮崎県)

2011年 東日本大震災(東北地方)

2015年 関東・東北豪雨(鹿沼市)

2016年 熊本・大分群発地震(熊本、大分県)

2017年 九州北部豪雨(福岡県朝倉市)


書籍等

KOBEの検証シリーズ「災害ボランティア文化」(寄稿、震災がつなぐ全国ネットワーク、2010年)

浸水被害からの生活再建の手引き「水害にあったときに」(寄稿、震災がつなぐ全国ネットワーク、2017年)

社協災害VC実践参考書(とちぎ災害ボランティアセンター実践プロジェクト、2018年)


最近の講演、研修、会議等参加実績

首都直下型地震の災害ボランティア活動連携訓練(東京都)

とちぎ防災減災プロジェクト 防災と減災を考えるシンポジウム(下野新聞社)

台湾における防災活動共同研究(宇都宮大学)

足立区災害ボランティア養成研修(足立区社会福祉協議会)