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日本光電工業株式会社


障害福祉施設での新入社員研修

医療機器メーカー(本社:新宿区)である日本光電工業株式会社は2019年5月20日~22日の3日間、新入社員研修を新宿区内の障害者施設で行いました。日本光電工業株式会社から、新入社員にも地域貢献活動に参加させたいと、東京ボランティア・市民活動センターにご相談があったことがきっかけで、本社の所在地にある新宿区社会福祉協議会と新宿区障害者福祉センター、区内の障害福祉施設の全面的なご協力により実施できることになりました。

この研修は社会貢献活動(ボランティア体験)をすることにより、自分のことだけではなく、コミュニティに貢献できるようなマインドと行動力を持ち、多様な人々とコミュニケーションできるスキルを身に着けることを目的としています。

1日目は「多様性の理解」をテーマに講義、グループワーク、ワークショプを行いました。講義では、車椅子ユーザーで、一般社団法人コ・イノベーション研究所でバリアフリーのご相談を受けていらっしゃる高橋秀子さんによるお話と、自分自身が障害の当事者であったと仮定し、希望の場所に行くにはどうすれば良いかをグループで考えました。その後、白線画家の猫沢八郎さんの指導によるダイーバーシティ・ウォール・パズルアートのワークショップを行いました。新入社員と知的や身体の障害のある方々がグループになり、1つ1つのパズルのパーツに好きな色を塗り、そのパーツを組み合わせて猫沢さんが白線でつなげると、日本光電工業(株)の社章をイメージした素晴らしい1枚の絵になりました。

2日目は、新宿区内の12の障害者施設に分かれ、ボランティア体験を行いました。新入社員は、施設の利用者の方々と一緒に作業を行ったり、職員の方から施設についての話を聞いたり、また新入社員から会社紹介を行い、互いの理解を深めると共に、交流をすることができました。

3日目は、パラリンピックの正式種目であるボッチャと自閉症の疑似体験を行いました。 新入社員と知的や身体に障害のある方々が一緒のチームになり、ボッチャの対抗戦を行いました。ボッチャは、障害のある無しに拘わらず一緒に楽しむことができるスポーツで、皆で多いに盛り上がりました。
さらに、新宿区手をつなぐ親の会のメンバーで構成されているキャラバン隊『Winds』による「自閉症の疑似体験」も実施しました。自閉症の人の物の見え方・感じ方の体験や、周りの声掛けによる心理作用の体験等、障害がある子どもの親だから伝えられる手づくりの体験会でした。

3日間の全てにそれぞれ振り返りがあり、その日に感じたことを発表し、また講師の方から経験に基づく心に響くお話をしていただきました。
新入社員からは、学んだこととして「個々の個性やこだわりを理解し、各々に合ったコミュニケーションをとることが大切」、今後に活かすこととして「障害の有無に拘わらず困っている人を見かけたら、『何かお手伝いしましょうか?』と声をかけてみる」や、「現場の人々が抱えている課題や期待を意識して働く」等、多くの感想が寄せられました。 医療機器メーカーの新入社員ということで、研修を受けた一人一人の障害に対する意識がとても高く、積極的に障害のある方々とコミュニケーションを取ろうという姿勢が、3日間通じて見られました。また、障害者施設の障害のある方々や施設の職員の方々が、新入社員をとても温かく迎えていただき、3日間非常に充実した研修となりました。

【取材・記録】東京ボランティア・市民活動センター

日本光電工業株式会社:https://www.nihonkohden.co.jp/ 

新宿区立障害者福祉センター:http://shinjyuku-fukushi-center.org/ 

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