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(2015年3月25日 / TVAC )

レポート

2015年度ボランティア・市民活動支援総合基金
「ゆめ応援ファンド」助成 選考結果

キーワード
助成・助成金 、 ゆめ応援ファンド

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2015年度年ボランティア・市民活動総合基金「ゆめ応援ファンド」助成については、131件の申請があり、選考の結果、新たに20団体に助成が決定しました。加えて2013年度からの助成決定団体のうち3団体への継続助成(3年目)、2014年度からの助成決定団体のうち3団体への継続助成(2年目)、合計で26団体に助成が決定しました。


今回の募集に際しては、加えて、開発的(新しい)・発展的(広がる・深まる)内容や効果が期待できると評価された申請を優先的に助成対象としました。


見えにくい課題を市民に広く伝え、担い手として育てる取り組み、地域の子どもや子育て中の親のための居場所活動、既存の社会制度やサポートの仕組みの狭間におかれている人たちへの活動などのほか、災害をきっかけに避難されている方々のための交流活動、課題の抱える人たちと地域の方々や他団体がともに取り組む活動など、様々な人たちや分野のつながりを意識した案件も高く評価されました。


一方で、すでに取り組まれている活動と同様の内容の申請や、事業の維持を目的とした財源補てん・代替的なもの、運営費への充当、記載されている目的に対して具体的な計画や費用の見積りが理解しにくいもの、助成終了後の展開について予定されていないものなどは後順位となりました。また、申請書の枠を大幅に超えているもの、申請事業が複数あるものなど、選考の対象外となる申請も一定数見られました。


また、本年度は特に「当事者グループ・セルフヘルプグループなど、同じ経験や体験のある者同士の会の活動やつどいの実施等」を助成対象の重点にしました。まずは、同じ者同士が集まって想いを共有する場の活動や、まだまだ地域の中では小さな声・マイノリティである活動を、互いに支え合いながら社会に向けて大きな声に変えていく活動など、今後ますます大切な市民活動の1つになっていくと考え、選考においても評価を高くしました。この重点テーマに当てはまる活動として申請があったのは44件でした。うち12件に今回助成が決定しています。今年度新規助成団体のうち60%がこの重点テーマの活動に取り組む団体です。


配分委員会では小さな団体であっても、会費収入や参加費収入など、自分たち自身で財源を得る努力をしているかどうか、についても注目されました。助成金は、一時的な収入でしかありません。安定的・継続的に団体を運営していくためには、会費や参加費を集めるなどの方法で収入を得ることも一つの方法です。今回の申請の中にも、助成金が得られなかったり、助成が終了した場合も、そういった方法で申請事業が実現可能と思われるものがいくつかありました。助成終了後の事業継続や団体の運営、発展のために、よりよい助成金の活用について考えていただければと思います。


「ゆめ応援ファンド」についてはこちらでご説明しています。

※「ゆめ応援ファンド」に応募したい場合は、このページ最下部にある『「ゆめ応援ファンド」助成金応募受付中!』を参照してください。

(応募期間外には表示されません)



2015年度ボランティア・市民活動支援総合基金「ゆめ応援ファンド」 助成先 26団体


2015年度新規助成分 20団体

*団体名*所在地*助成内容*助成額
のんきサロン ぶひぶひ日の出町プロジェクター、DVDプレイヤー、スピーカー¥103,000
畑の家国立市ガス給湯器設置工事¥75,000
アディクション問題を考える会(AKK)世田谷区薬物依存症関連問題・緊急連続セミナー「薬物依存症・家族・自助グループ」の開催¥387,000
NPO法人ドリームタウン板橋区コミュニティスペースによる子どもの夕ごはん事業¥253,000
フェイスコミュニティー大田区若者リワークプログラム(継続助成)¥500,000
35(産後)サポネットin荒川荒川区子育て中の世代による当事者意識・共感意識の高いボランティア(ピアサポーター)の育成¥224,000
PVプロボノ品川区「ソーシャル映像フェスティバル2015」の開催¥178,000
creo(くれお)杉並区発達障害児のママの本音を伝える・語るプロジェクト¥350,000
荒川アグリガルテンの会荒川区野菜栽培を活用した高齢者の生きがい作り¥163,000
たけとんぼ運営委員会町田市お悩み解決!こどもの困り感を解消してあげられるお母さんになろう!¥123,000
おおきなき大田区障がいのあるお子さんとの共感関係を深めていくアロマタッチのワークショップ¥87,000
語りの会 あかいろうそく日の出町みんなで楽しむおはなし会(仮称)の開催¥126,000
NPO法人日本ソーシャルフットボール協会北区精神障害者の生きがいと市民への障害理解の普及啓発のためのフットサル大会¥183,000
NPO法人全国福祉未来ネットワーク渋谷区被虐待児等を対象にした学習支援事業¥100,000
NPO法人しあわせなみだ江東区インターネットを活用した性暴力被害者支援情報マッチング事業立ち上げ¥300,000
むさしのスマイル武蔵野市避難ママと子どもの宿泊交流会〜語りと発信のために〜¥247,000
東京日本語ボランティア・ネットワーク新宿区「わかる日本語」作成のための”手引き”冊子作成と普及¥462,000
NPO法人Wing PRO八王子市発達障害のある青年の就労支援に関する理解啓発プロジェクト¥260,000
「非行」と向き合う親たちの会(あめあがりの会)新宿区家族向け緊急フォーラム「なぜ?危険ドラッグの誘い」(仮題)の開催¥284,000
NPO法人オレンジティ とうきょうおしゃべりルーム文京区必要な人に、必要な支援を!セルフヘルプグループの広報力・支援力強化事業¥300,000


2013年度からの継続助成分 3団体

*団体名*所在地*助成内容*助成額
砧・多摩川あそび村世田谷区多摩川をフィールドに、子どもの居場所と人をつなげるネットワークプロジェクト¥396,000
NPO法人フリースクール多摩川府中市生きづらい子供や家庭を支える地域や社会づくり¥236,000
NPO法人みらくる葛飾区自転車タクシーで高齢者等の外出支援といきがいづくり¥356,000


2014年度からの継続助成分 3団体

*団体名*所在地*助成内容*助成額
"がきんちょ"ファミリー足立区こども"ど真ん中"プロジェクト¥120,000
NPO法人若年認知症交流会小さな旅人たちの会中野区手作業でつながる若年性認知症交流サロン事業¥357,000
NPO法人マザーハウス渋谷区マザーハウス・ラブレター・プロジェクト¥250,000


配分委員会委員

辻 浩(日本社会事業大学教授)

藤原房子(元日本経済新聞編集委員)

小海博指(東京都共同募金会常務理事)

田中 皓(助成財団センター専務理事)

長沼 豊(学習院大学教授)

岡林秀樹(損保ジャパン記念財団専務理事)

秋田正人(とちぎYMCA総主事)

山崎美貴子(東京ボランティア・市民活動センター所長)

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