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(2019年3月2日 / TVAC )

講座

第32回都内相談機関研究協議会「語って人とつながる居場所を~若年層の生きにくさ~」

キーワード

近年、社会の急速な変化とともに、地域社会やその他のコミュニティにおいて、人とのつながり が持ちにくくなり、あらゆる世代にわたって、孤立や孤独をはじめとする多様な問題が深刻化して います。特に 20 代から30 代と言った若年層においても、様々な理由から身近な人とのつながり を失ったり、社会の経済活動偏重の傾向などから深刻な生きづらさを抱え、ひいては自ら命を絶 ってしまう人も少なくありません。 今回の研究協議会では、そうした自死(自殺)の問題や過労死等の労働問題、遺族支援等 に関わり続けている弁護士の和泉貴士さんをお招きしてお話を伺いながら、今後私たちがこうし た問題にどのように関わりをもっていけるかを考える機会として開催いたします。

開催要項・申込書はこちら

日時

2019年3月11日(月)14:00~16:30(受付開始13:30~)

会場

飯田橋レインボービル 1 階A会議室

〒162-0826 東京都新宿区市谷船河原町11

対象

①民間相談機関連絡協議会 会員

②区市町村社会福祉協議会、ボランティア・市民活動センターのスタッフ

③公的相談機関スタッフ(福祉事務所・保健所・保健福祉センター等)

④民間相談機関・団体のスタッフ

⑤その他、相談事業(活動)を行う者

参加費

会員  2,000円

一般(非会員)2,500円

申し込みについて

別紙申込書(word)に必要事項を記入いただき、FAXまたはメールにてお申込み下さい。

※3月8日(金)締切り。定員になり次第締切ります。

申込み・問合せ先

民間相談機関連絡協議会 宛て

〒162-0823 新宿区神楽河岸1-1東京ボランティア・市民活動センター メールボックス 60番

FAX 03-3235-0050  メール info@minsouren.org  URL http://www.minsouren.org/

内容

13:30~  受付開始

14:00~  開会のあいさつ

14:15~  講 演

15:45~  休 憩

15:55~  質疑応答・鼎談

16:30   閉 会

講師

弁護士 和泉貴士さん(まちだ・さがみ総合法律事務所)

日本労働弁護団、過労死弁護団など労働問題を扱う弁護士団体に所属。

2010年に自死遺族支援弁護団を結成し、東日本地域取りまとめを担当し、現在に至る。

著作:労働相談マニュアル(日本労働弁護団)、自殺問題と法的支援(日本評論社)

過去の取扱い事件:アニメ労働者過労自殺事件、執行役員過労自殺事件など

その他:多摩いのちの電話法律相談員

講師メッセージ

自死の問題を数多く見ていて思うのは、現代社会における小規模コミュニティの減少です。職場、家族、自治会、趣味、NPO、市民運動など、社会には様々なコミュニティが存在します。コミュニティは個人と社会をつなげ、個人に居場所を提供する役割を果たしてきました。

また、そこでの語らいを通じて、私たちは社会の問題を自分自身の問題として議論する、民主主義という社会システムを作り上げてきました。

現代社会において若者が直面している問題について、コミュニティという視点から考えてみたいと思います。


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