居心地のいい社会に向けて、政治も動かす共感力
分科会 15




実は暮らしに身近な政治。でも、選挙以外の政治参加って何だろう?そして、人を動かすために必要な共感って何だろう? 小学生が遊び場と子どもの意見の尊重を求めて区に提出した陳情、液体ミルクの開発を求めて電子署名を利用した事例から、自分達にとって「居心地のいい社会・暮らし」の実現に向けて何ができるのかを考えます。
日時: 2月14日(日)10:00~12:00
定員: 会場 20人、オンライン 20人
出演:
齋藤 博さん(東洋大学 ライフデザイン学部 人間環境デザイン学科 准教授)
末永 恵理さん(一般社団法人乳児用液体ミルク研究会 代表)
神元 幸津江さん(子どもの遊び場 子ども会議)
こんな方におすすめ!:
- ボランティア・市民活動団体の方
- 中間支援組織の方
- 学生
- 議員
- 何かを変えたいと活動している方 など
齋藤 博さん(東洋大学 ライフデザイン学部 人間環境デザイン学科 准教授)
<プロフィール>
PhD in Urban Planning、1968年生まれ。大学院修了後、建築設計/都市計画事務所において、阪神・淡路大震災の震災復興再開発事業に携わる。その後、英国において都市再生のあり方、特に、これからの都市のあり方としての創造的都市や、地域社会の担い手としての社会的企業に着目した調査研究を行う。
帰国後、大東文化大学で准教授を経て現職。主な著書として、「Japanese Machizukuri and Community Engagement: History, Method and Management」(共著、2020、Routledge)、「まちづくり教書」(共著、2017、鹿島出版会)など。
末永 恵理さん(一般社団法人乳児用液体ミルク研究会 代表)
<プロフィール>
川崎市出身、慶應義塾SFC卒。夫、長女、次女と4人暮らし。
2014年に長女を出産し、授乳の苦労をきっかけに液体ミルクの国内販売を目指すオンライン署名「乳児用液体ミルクプロジェクト」を立ち上げる。企業や行政へのロビイングを通じて液体ミルクの認知向上につとめ、国内の法整備、販売開始を後押し。発売後も引き続き普及活動に取り組む。
神元 幸津江さん(子どもの遊び場 子ども会議)
<プロフィール>
大学卒業後、外資系半導体メーカーで営業職に従事。2011年4月、(特非)ボランティア・市民活動学習推進センターいたばしに入職(現副理事長)。2019年3月まで、ボランティアコーディネーターとして、いたばし総合ボランティアセンターにて災害支援や地域づくりに関る。2019年2月、遊び場を突然失った小学生に出会い、「子どもの遊び場 子ども会議」を呼びかけ、大人メンバーとして関わる。子ども会議を地域に展開すべく活動中。現在、(特非)全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(JVOAD)に勤務。