市民社会をつくるボランタリーフォラムTOKYO 2006 / つなぐ・つながる・つなぎあう
2006年2月10日(金)~12日(日) / 26のプログラムで開催!

映画「石井のおとうさんありがとう」

かいせつ

この映画は、今からおよそ百年も前、明治・大正期の日本の社会事業史に大きな業績を残した「岡山孤児院」の創設者であり、児童福祉の父とも呼ばれた石井十次の波乱万丈な短き人生を描いた映画です。

主人公の十次役には「暴れん坊将軍」の松平 健、愛妻・品子に永作博美、生涯十次を姉の様に導いた小梅役に竹下景子、大原孫三郎に辰巳琢郎。また、ケーシー高峰、大和田伸也、牟田悌三等が脇を固めています。

原作は、「岡山個人物語・石井十次の足跡」(横田賢一著 山陽新聞社刊)。監督は、亡き夫・山田典吾さんと共に数々の社会派映画を製作して話題を呼んだ山田火砂子さん。(カラー/スタンダード 1時間45分)

[受賞]

平成17年度児童福祉文化賞

第14回日本映画批評家賞

主演男優賞 (松平 健)


ものがたり

ブラジルの日系人老人ホームで、一人の老人が他界した。「石井のおとうさんありがとう」と書いた写真を残して・・・。

孫の西山葉子は、その意味と自分のルーツを求めて日本へ旅立つ。

宮崎県の養護施設で園長先生と出逢った洋子は、祖父が育った「岡山孤児院」と、福祉という言葉もない明治時代に、三千人もの孤児を救済した石井十次の存在を知る。

次第に解き明かされて行く十次の波乱万丈の生涯と偉業の数々。孤児の父として次々と襲い来る困難を乗り越えていく姿は、まさに『愛と炎の人』であった。


日時

11日(土)

第1回上映 13時~

第2回上映 15時~

第3回上映 17時~


会場

牛込箪笥区民ホール


参加費

1,300円(前売り1,000円)

※フォーラム共通参加費1,000円を別途お支払いいただく必要はありません。