「子ども食堂」の魅力 食から子どもを支える、繋がる ~社会と子どもが出逢う場所~
分科会 12
※定員に達しました。
「子ども食堂」は、いまや全国で2000件以上実施されています。各地域で独自の取り組みが行われていて、それぞれの魅力と現時点の課題などをルポライターの杉山 春さんが聞き出します。近藤博子さん(「子ども食堂」命名者)が名付けた思いなどもうかがいながら進めます。「子ども食堂」を始めたい方にもヒントが見つけられる機会です。
日時: 2月9日(土)14:00~16:30
定員: 30人
出演:
近藤 博子さん(気まぐれ八百屋 子ども食堂 だんだん)
藻谷 浩介さん(日本総合研究所 主席研究員)
杉山 春さん(ルポライター「みんなの場 てとてと」 共同代表)
「子ども食堂」を実施している各地の団体のみなさん
こんな方におすすめ!:
「子ども食堂」に関心のある方、居場所づくりに関心のある方
出演者プロフィール
近藤博子さん
1959年 島根県生まれ
1980年 東京医科歯科大学歯学部付属歯科衛生士学校卒業後、歯科衛生士として仕事を続け現在に至る
2008年 気まぐれ八百屋だんだんをスタート。寺子屋、各種講座を開催し民間型の文化センターとしての役割を担う場所となる
2012年 こども食堂スタート
2015年 「こども笑顔ミーティング実行委員会」代表として活動を始める
藻谷浩介さん
山口県生まれの54歳。平成合併前3,200市町村のすべて、海外99ヶ国を自費で訪問し、地域特性を多面的に把握。地域振興、人口成熟問題、観光振興などに関し、精力的に研究・著作・講演を行う。2012年より現職。著書にデフレの正体、里山資本主義 (KADOKAWA)、観光立国の正体(新潮社) など。近著に、完本・しなやかな日本列島のつくりかた(新潮文庫)、世界まちかど地政学(毎日新聞出版)。
「FQ JAPAN 男の育児」サイトに、 「里山資本主義的子育てのすすめ」 を連載中。
撮影:青木優佳
杉山春さん
東京生まれ。雑誌編集、記者を経て現在ルポライター。児童虐待、家族問題、ひきこもり、自死などについて取材してきた。
著書に『ネグレクト 真奈ちゃんはなぜ死んだか』(小学館文庫 小学館ノンフィクション大賞受賞)、『ルポ虐待:大阪二児置き去り死事件』(ちくま新書)、『家族幻想 ひきこもりから問う』(ちくま新書)、『自死は、向き合える』(岩波ブックレット)、『児童虐待から考える 社会は家族に何を強いてきたか』(朝日新聞出版)など。
2012年から2年間生活保護家庭の子ども若者の支援に携わる。
公営団地内で月に一度「みんなの居場所てとてと」を共同代表として開催中。
出演団体(子ども食堂)
*「がじゅまるの家」(栃木県足利市)
*「あいあい食堂」(栃木県宇都宮市 宇都宮大学の学生が実施)
*「めぐろ子ども食堂ネットワーク」(目黒区)