市民社会をつくるボランタリーフォーラムTOKYO 2024

アート×居場所~アートを介してコミュニケーションを深めよう~

分科会 11



チラシはこちら


この分科会では、身近な交流の場を生み出す『地域のサロンや居場所』を訪ねます。地域のサロンや居場所には日々、多様な人びとが訪れ、なかには、孤立しがちな人、生活に困難をかかえた人などに接することもあります。サロンや居場所は、そうした方々が改めて地域の人びとや専門機関とつながりなおす場ともなり得ると考えます。

そこで今回は、地域の居場所となっている「岡さんのいえTOMO」を訪ね、日常のようすやアートを取り入れた活動をうかがうとともに、他地域で行われているアートを介して創造的な対話を生み出している先進事例(文化的処方)をご紹介します。

アートと居場所が交わることで、人と人とのつながりづくりにどんな可能性が広がるのか、みなさんと考えます。

会場は岡さんのいえTOMOです。お申込みの際は『フィールドワーク』を選択してください。



日時:2月10日(土)15:00~17:00

会場:岡さんのいえTOMO(世田谷区上北沢/京王線上北沢駅から徒歩5分)

参加方法:会場集合/オンライン(視聴のみ)

定員:12名 (会場集合)

出演:

伊藤達矢さん

東京藝術大学

小池良美さん

岡さんのいえTOMO



こんな方におすすめ!:

  • 地域で居場所活動をしている団体
  • 地域のサロン活動にかかわっている人
  • アートに携わる団体・人
  • ボランティア・市民活動センター、社会福祉協議会の職員

出演者紹介:

伊藤達矢さん

東京藝術大学 社会連携センター 副センター長/教授 「共生社会をつくるアートコミュニケーション共創拠点」プロジェクトリーダー。東京藝術大学大学院美術教育修了(博士号取得)。アート×ケアをテーマとし、藝大生と社会人が共に学ぶ履修証明プログラム「Diversity on the Arts Project(DOOR)」など、多様なプログラムの企画立案に携わる。共著に『美術館と大学と市民がつくる ソーシャルデザインプロジェクト』(青幻舎)、『ケアとアートの教室』(左右舎)等。


小池良美さん

本職はフリーのライター。生まれは大田区蒲田。昭和の工場町屋と呼ばれる環境で幼少時を過ごす。集団就職の若者などが同居するごちゃ混ぜの生育環境は、大雑把な性格形成を促進。長じて「岡さんのいえTOMO」のオーナーとなる。初めてだらけのコミュニティで、ごちゃ混ぜの何でも係と化す。現在,、(財)世田谷トラストまちづくり理事、世田谷区野毛青少年センター運営委員など。やっていることの物珍しさから大学で講義を依頼されることも多い。


会場となる「岡さんのいえTOMO」とは?

岡さんのいえTOMOは、昭和の雰囲気を残す一軒家。2006年に大叔母の岡さんの「このいえを子どもたちや地域のために役立てて」という遺言を活かし、活動がスタート。目指したのは楽しいイベントや集まりを軸にして、世代を超えてつながる「みんなのまちのお茶の間をつくる」です。

2023年11月、「出没!アド街ック天国」でも紹介されました!

https://www.okasannoie.com/