ネットワーク 367号(2020年8月号)
ソーシャル・ディスタンスとボランティア・市民活動
ISBN: 978-4-909393-22-7
点
A4判・24ページ
408円(税込)
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2020年発行
人と人とが物理的な間を置いて接することを余儀なくされ、社会状況が様変わりするなかで、逆に人と人とが深くつながることの意義が従前以上に求められている。日々続く生活に希望を見出しながら、ボランティア活動・市民活動の場でのさまざまな「コロナ体験」を共有し、これからのボランティア・市民活動のありようを考えたい。
新型コロナウイルスが、私たちの生活をいやおうなく変えてから半年以上が経過した。収束にはまだまだ時間がかかり、「ウイルスとともに暮らす生き方」に私たちは慣れていかなければならないのだろう。この間、人と人とが物理的な間を置いて接することを余儀なくされ、社会状況が様変わりするなかで、逆に人と人とが深くつながることの意義が従前以上に求められているのではないだろうか。
今も、多くの市民活動団体が社会課題の解決のために活動を続けている。当センターでは、感染拡大防止に努めつつ、相談をとじることなく継続し、市民活動団体の悩みや質問にできる限り応えてきた。また、複数の活動領域の団体やネットワークから、新型コロナウイルスの影響下で経験した変化、悩みや課題、そしてどんな試行錯誤をしているかをうかがい、ウェブサイトなどで発信してきた。
今号では、日々続く生活に希望を見出しながら、ボランティア活動・市民活動の場でのさまざまな「コロナ体験」を共有し、これからのボランティア・市民活動のありようを考えたい。
ネットワーク 367号(2020年8月号) のもくじ/まえがき
〔特集〕 ソーシャル・ディスタンスとボランティア・市民活動
- 新しい「2学期」を迎えるために
コロナ(新型コロナウイルス)に影響を受けた支援の現場と人とのつながり
奥田知志(認定NPO法人 抱樸) - 「これならできる」をさがす日々
小池良実(岡さんのいえTOMO) - 外国にルーツを持つ子どもたちの学習を滞らせないように
信田将臣(多文化共生センター東京) - 〔特別寄稿〕 ボランティア・市民活動と感染症予防 COVID-19流行への対処
瀧澤利行(茨城大学教育学部/東京ボランティア・市民活動センター)
- 〔思い立ったがボラ日〕 点で音楽を表現する!/楽譜点訳の会「星」
- 〔いいものみぃ~つけた!〕 イタール成城 の Tシャツ
- 《不定期新連載》〔市民活動用語のキソチシキ〕
フードバンク、フードパントリー/居場所/ソーシャル・ディスタンス
- 〔トピックス〕 1年間の相談を振り返って
2019年度 TVACの相談窓口から - 〔TVAC News ~ 東京ボランティア・市民活動センターの事業から〕
- 新型コロナウイルスに対して企業とともに動く
- ゆめ応援ファンド2020年度特別助成
〔情報誌『ネットワーク』〕 114種類の商品があります。 12種類ずつ表示します。
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スマホの普及、そして「環境問題への意識」や「“節約”意識」の高まりを背景に、モノを専有しない、新品を買わない、「シェア」の動きが盛んだ。そうした...
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周囲が困りごとを持つ人に気づかなかったり、地域や社会の問題が見えづらくなっている中、さまざまな人が行き交い、集い、語り合える場づくりを行う市民活...
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おカネを“出す”“もらう”という一面的な関係をこえて、社会問題の解決に向けた「ともに歩む仲間」としてのアプロ―チと、実効性のあるおカネのあり方に...
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周囲からは気づかれにくく、むしろ「家族」としてケアを担うことを期待されたり、公的サービス等を利用できることを知らないまま孤立を深めたり人生をあき...
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近年、孤食や生活困窮など食における社会課題が噴出し、こども食堂などが各地にできて課題解決に取り組んできた。長引くコロナ禍はこれらの課題をより浮き...
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改めて東日本大震災から10年。あらためて各人が自らの経験や想いを、どう次の世代に伝え、身近な地域の減災・防災に生かそうとしているのか、共有したい。
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今回、市民活動の現場で「“ 生きる” をささえる人びと」に取材し、いのち論を研究テーマとする生物学者・社会学者・評論家の最首悟さんに寄稿していた...
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人と人とが物理的な間を置いて接することを余儀なくされ、社会状況が様変わりするなかで、逆に人と人とが深くつながることの意義が従前以上に求められてい...
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