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文京区
33回目を迎える「開発教育全国研究集会」は「『市民性』を育む開発教育-尊重と共生の社会へ-」をテーマに開催します。
楽しいワークショップとたくさんの実践から、「こんな実践をやってみたい」「こんなプログラムを地域でやりたい」というヒントを得られる2日間です。
初の北海道での開催となる今回は、北海道の特色あふれるワークショップと分科会、交流会が揃いました。全研後には、道内4か所へのエクスカーション(自由参加)も企画されています。
開発教育、ESD、市民教育、国際理解教育などに関心のある方、学生さん、実践者の方々の参加をお待ちしています。初心者の方もぜひ、どうぞ。
2015年8月8日(土)10:00-18:00(9:30受付開始/18:40-自由参加の交流会)
2015年8月9日(日)09:30-16:30(9:00受付開始)
10日(月)にはエクスカーション(自由参加・参加費別途)が実施されます。
北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟(W棟)
札幌駅・地下鉄北12条駅下車徒歩15分程度
https://www.hokudai.ac.jp/introduction/campus/campusmap/
2日参加 一般¥6,000、DEAR会員¥5,000、学生¥2,000
1日参加 一般¥4,000、DEAR会員¥3,000、学生¥1,000
交流会・エクスカーションは別途参加費がかかります(当日精算)
教員、学生(教員志望の方には特におすすめ)、NPO/NGO関係者、青少年団体、国際協力・交流関係者のほか、テーマに関心のある方ならどなたでも。
09:30- 受付開始
10:00-11:45 ワークショップ体験(6プログラム)
A. 開発教育入門講座「パーム油のはなし」をつかって(DEAR入門講座チーム)
B. コーヒーカップの向こう側(星久美子/DEAR)
C. ワークショップ版・世界がもし100人の村だったら(阿部眞理子/IVY)
D. 子どもとできる創造的な対立解決(中村絵乃/DEAR)
E. ティフ星人は、パセリを食べる。-植民地主義の再発見-
(小泉雅弘/さっぽろ自由学校「遊」、渡邉圭/北広島市立西部中学校)
F. ゲームで体感!バングラデシュ(杉本綾乃/留寿都村立留寿都小学校)
11:45-13:00 昼食・休憩/ポスター発表/教材の展示販売
13:00-15:10 全体会・パネルトーク
<パネリスト>
安積 遊歩さん(作家、人権活動家)
岩崎 裕保さん(帝塚山学院大学リベラルアーツ学部、前DEAR代表理事)
結城 幸司さん(アイヌアートプロジェクト代表、版画家・ミュージシャン・語り部)
<パネルコーディネーター>
高橋 一(第33回開発教育全国研究集会実行委員長)
<全体進行>
松田 剛史(第33回開発教育全国研究集会実行委員会事務局)
15:20-18:00 自主ラウンドテーブル(16コマ)
01.子ども向けフィランソロピー教育「寄付の教室」
02.学校のESDの深化/進化のために… ‐失敗から学ぶ‐
03.関東大震災ジェノサイドの残響‐開発教育に何ができるか PartⅡ
04.食文化から多様性を考える-わたしん家の食事から カードゲーム版
05.持続可能な開発目標とポスト2015年開発アジェンダ
06.多文化防災ワークショップ-外国人市民と一緒に地域防災を考えよう
07.現代の奴隷制度「人身取引(人身売買)」を取り上げる授業アイデア
08.開発教育・ESDの「実践」について共に考え学び合う場づくり/ワークショップ
09.市民のエンパワーメント・市民を育てるとは
10.北海道内のESD実践校の報告から-これからの学校教育で、取り組みをどう進めるか
11.「ダイジョウブ」は「だいじょうぶ」?-文字表記による権力性をかんがえるワークショップ
12.このTシャツはどこからくるの?-ファッションの裏側にある児童労働の真実
13.大気汚染公害のESD教材化プロジェクト
14.NGOのスタディツアーまとめて分類すると見えてくるもの
15.スタディツアーとアクティブラーニングを用いた修学旅行の実施と効果
16.教えやすい教材から学びやすい教材へ-異文化ジレンマ体験ゲーム「クロスロード・ケニア」を通して
18:40-20:30 ミニステージ&交流会(参加費別途3,000円)
今回の交流会では、魅力的なアイヌ文化を紹介するミニステージを特別に準備します。
全国から集まる参加者との出会いと交流を楽しみましょう。食事・ドリンク付。
9:00- 受付開始
9:30-15:00 課題別分科会(6コマ)
第1分科会 たたかう 平和教育-戦後70年のいまから-
(ゲスト:清末 愛砂さん/室蘭工業大学)
第2分科会 民族共生を考える-先住民族アイヌの権利と文化伝承の課題-
(ゲスト:Jeffry Gaymanさん/北海道大学、関根 健司さん/二風谷アイヌ文化博物館、結城 幸司さん/アイヌアートプロジェクト)
第3分科会 地域資源を活用したまちづくり-眠っている魅力をどう活かすのか-
(ゲスト:麻生 翼さん/NPO法人森の生活)
第4分科会 18歳選挙権と市民教育
(ゲスト:田中 治彦さん/上智大学、細田 孝哉さん/札幌市立山の手養護学校高等部、松倉 紗野香さん/上尾市立東中学校)
第5分科会 ユースの力を社会に発信‐世界の現状や課題の解決に、「私たちができること」を考える‐
(ゲスト:大崎 美佳さん/EPO北海道)
第6分科会 市民性を育む開発教育の教材づくり‐被災地スタディーツアーを生かして‐
(ゲスト:塚田 初美さん・堀 幸美さん・森川 祐子さん/D-net)
15:30-16:30 全体会+閉会式
A. 岩見沢・三笠-炭鉱と大地の記憶がぎゅっと詰まった小旅行
B. 大雪山国立公園-利用者による環境保全のしくみづくり
C. 二風谷の風を感じて-地域で触れるアイヌ民族の文化と現在
D. 余市-ラーニングツーリズムで持続可能な地域づくり
全研に参加しない方も、お申込みいただけます。
いずれも札幌から日帰りで、夜の飛行機に搭乗できる終了時間帯で実施されます。
http://www.dear.or.jp/zenken2015/excursion.html
第33回開発教育全国研究集会実行委員会
NPO法人 開発教育協会(DEAR)
文部科学省、外務省、環境省、北海道、北海道教育委員会、札幌市、札幌市教育委員会、NPO法人関西NGO協議会、NPO法人国際協力NGOセンター、独立行政法人国際協力機構、北海道新聞社、一般財団法人自治体国際化協会、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター、他(申請中を含む)
南北格差・環境・紛争・貧困など、地球上で起こっている諸問題はわたしたちの生活と無関係ではありません。開発教育とは「知り・考え・行動する」という視点でその解決に取り組んでいくための市民による教育活動です。開発教育協会は国際協力NGOや国連関係団体、地域の市民団体など約50の民間団体と教員など約700名の個人で構成される教育NGOです。1982年に発足して以来、開発教育と呼ばれる国際理解や国際協力をテーマとした教材の発行(約30点)や、講師派遣(年間150回)、参加型学習の普及推進を行なっています。教材『ワークショップ版・世界がもし100人の村だったら』で2004年国際人権教材アワード受賞、教材『パーム油のはなし』で2014年度消費者教育教材資料表彰「優秀賞」受賞。http://www.dear.or.jp/
NPO法人 開発教育協会(DEAR)
〒112-0002 東京都文京区小石川2-17-41富坂キリスト教センター2号館3階
TEL 03-5844-3630 FAX 03-3818-5940(平日10時-18時)
http://www.dear.or.jp/zenken2015/
各プログラムは定員に達し次第締切ります。