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2014年5月3日(土)
渋谷区
通常、先進国の技術を条件の異なる途上国に単純に移転するような試みが失敗してきた反省をふまえて、現地の社会的・経済的あるいは文化的条件に適合的で、人々が参加しやすく、そこにおけるニーズを効果的に充たす技術を指します。しかし、この言葉には、当初から、環境・資源や労働疎外の問題など、近代科学技術のもたらすさまざまな問題を解決・緩和していく技術という意味もこめられていました。
そのような二つの意味を併せ持った適正技術は、世界人口の大多数を占める途上国の人々の立場に立ち、近代技術がもたらしているさまざまな問題をも乗り越えていくものとして、まさにこれからの世界に必要とされる、今日的意義をもった巨大な技術開発の領域といえます。
APEXでは、インドネシアなどにおいて、排水処理やバイオマスエネルギー利用等の分野で、適正技術の開発・普及に長年取り組んできました。今回のセミナーでは、それらの経験をふまえて、上のような含意をもった適正技術の意義を具体的な事例をもとに考え、今後を展望します。
参考文献:田中 直著『適正技術と代替社会-インドネシアでの実践から』 岩波新書、2012年
2014年5月3日(土・祝)
14:30〜17:15 (14:15受付開始)
JICA 東京(東京国際センター) セミナールーム406
〒151-0066 東京都渋谷区西原2-49-5 Tel:03-3485-7051
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APEX会員:300円/一般:800円
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