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イベント・講座

【特定非営利活動法人 日本ガルテン協会】
NPO日本ガルテン協会主催
5月の人と庭物語り会
ウィーンから「壁を越えて」〜シェーブルン宮殿の日本庭園、そしてリリー・クラウス

受付は終了しました
 

ID:31696

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

主要項目

地域

葛飾区、 渋谷区、 中野区

内容

NPO日本ガルテン協会は、庭園を通した日本文化の普及に関する事業を行い、国際親善と文化交流に寄与することを目的とするNPO団体です。オーストリア・ウィーンシェーンブルン宮殿日本庭園をはじめ、チェコ・ピルゼン、韓国・霊岩といった海外や、堺・南宗寺など国内外に日本庭園を作庭しています。今年は「美しさ」をテーマに毎月第2木曜日に、人と庭物語り会を開催しています。


日時・場所・交通機関

2014年5月8日(木)18:30〜


◆会場:

東京ボランティアセンター(TVAC)東京都新宿区神楽河岸

会議室(飯田橋駅前ラムラ内10F)

飯田橋駅前ラムラ内 セントラルプラザ10F


◆JR 総武線飯田橋駅:

飯田橋駅西口を出たら右に曲がり、右側前方のビルがセントラルプラザです。低層用エレベーターで10階までお上がり下さい。

◆地下鉄 (有楽町線・東西線・南北線・大江戸線):

「B2b」出口よりセントラルプラザ1階に直結しています。


内容

5月の人と庭物語り会 ウィーンから「壁を越えて」〜シェーブルン宮殿の日本庭園、そしてリリー・クラウス

講師:多胡吉郎(たご きちろう)

1999年、ウィーンのシェーブルン宮殿の一角に日本庭園が復元されました。ハプスブルクの都ウィーンの宮殿に、もともと何故、どのような経緯で、日本の庭園が造られることになったのか—。私(多胡)は、NHKのプロデューサー(当時)として、「地球に好奇心 ウィーン・シェーブルン宮殿、日本庭園の謎」という番組を製作、ミステリーの解明につとめました。オーストリアは国名の中に「東(Ost=East)」が含まれている通り、東西の出会いの場所。シェーンブルン宮殿の日本庭園も、ハプスブルク最後の輝きの中に生まれた東西の出会いの賜物だったのです。


女流ピアニスト、リリー・クラウスは、もとはハンガリーの出身ながら、ウィーンに学び、22歳という若さでウィーン国立音楽院の教授となり、ウィーンから世界へと飛び立った美神だったのです。戦時中にジャワで日本軍によって抑留される憂き目にも遭いますが、不幸の中にも音楽を磨き、敵味方を超えて戦地に生命の響きを奏でるという奇跡を起こしました。戦後は何度も来日、不幸な過去を超えて日本との絆を深めました。まさに壁を越えて、汎人類愛的な音楽の美の真実に生きたのです。


今回の講演では、前半にシェーブルン宮殿の日本庭園の番組制作を通して明らかになったことなどをご紹介し、後半はリリー・クラウスと日本の関わりを軸に、「壁を越えた」芸術家の生の軌跡と心の美学をお話申しあげたいと願っております。

http://garten.at.webry.info/201404/article_2.html


参加費

2000円(茶菓子付)


申し込み方法、条件

なし。(事前にご連絡いただければ助かります。TEL03-3377-1477、FAX:03-3377-9810)


申し込み締め切り

なし

この情報に関するお問い合わせ

主催・問い合わせ先:

特定非営利活動法人 日本ガルテン協会

TEL:03-3377-9819 平日:9:00〜17:00

eishin-garten@msi.biglobe.ne.jp

FAX:03-3377-9810