※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。
台東区
お世話になります。私たちは、知る・表現することを通して、自分とは何者かを問い、自分の生き方を創り出すことを模索している、NPOの大学・シューレ大学のメンバーです。講座の開設も大学全体の運営も、学生が中心的に参画し、海外との交流も盛んに行っている、世界的にもユニークな学びを実践しているオルタナティブ大学です。
このたび、毎冬恒例の絵画展を開催いたします。
円山応挙の絵を手がかりに、それぞれが自分の対象に向かい描いた日本画を、応挙のふすま絵に囲まれた伝統ある茶室の中で、座りながら実際に手に取って見ていただく趣向です。また、抹茶と手づくりの和菓子をご用意しており、ゆったりくつろぎながら過ごしていただく空間づくりをしています。
2016年2月20日(土)
11:00〜15:00
(適宜、作品解説ミニツアーを実施)
東京国立博物館内
茶室「応挙館」
(JR上野駅「公園口」徒歩10分 他 ※西門より入る)
円山応挙が云う写生は、私達の知る写生とはまるで違っています。「実の写生」は、「現実のものの姿を写す」ということで、それはわかるように思います。
しかし、架空の存在ながら心にあるイメージを移すという「虚の写生」、生命感や風情や品格を写す「気の写生」などは、私達の固定概念には収まりません。
応挙の写生は、描きたいものを自分に引き寄せ、自分がひきつけた対象をそのように描き出すということのようなのです。
そんな応挙の写生を手がかりに、思うように描くということに努めました。絵の空間と実際の空間を繋ぐことを志向した応挙の茶室で、応挙の絵に見守られながら絵をご覧頂けます。
抹茶と茶菓子を用意してお待ちしています。
(東京国立博物館ホームページより)
尾張国(現在の愛知県大治町)の天台宗寺院、明眼院(みょうげんいん)の書院として寛保2年(1742)に建て られ、後に東京品川の益田孝(鈍翁・ 1848〜1938)邸内に移築、昭和8年(1933)当館に寄贈され、現在の位置に移されました。室内に描かれている墨画は、天明4年(1784)、円 山応挙(まるやまおうきょ 1733〜1795)が明眼院に眼病で滞留していた際に揮亳したものであると伝えられています。床張付に老松と石と竹、腰障子 に稚松と石と竹を描いています。
応挙館の障壁画については、作品保護のため複製画に差し替えました(2007年8月)。
700円
(抹茶と手づくり和菓子付き)
特になし
当日
NPO法人東京シューレ シューレ大学
今田・朝倉
TEL:03-5155-9801 FAX:03-5155-9802 Email:univ@shure.or.jp