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文京区
東京労働安全衛生センターは、労働者の安全と健康を守り、職場の労災や職業病を防止し快適な職場環境作りを支援するために設立されたNPOです。
2011年の東日本大震災では、多くの建物が倒壊し、アスベスト(石綿)の粉じんが飛散しました。私たちは被災地のアスベストの調査を3年間実施し、様々な課題が見えてきました。今回のシンポジウムでは、東日本大震災でのアスベスト調査結果を報告し、被災地の経験を全国へ広める活動を紹介します。また、全国での家屋解体工事現場の調査、アスベスト含有建材が市内でどのくらい使われているかの調査も始めています。さらに、1995年の阪神淡路大震災でのアスベストによる健康被害が現れる中で、震災から21年後の被災地での取り組みの報告も受けながら、アスベスト対策の重要なポイントとされる教育とリスクコミュニケーションについて考えます。
今後30年内にマグニチュード7規模の首都直下型地震が起きる可能性は70%。阪神淡路大震災、東日本大震災の教訓を活かし、いまから震災時におけるアスベスト飛散を想定した予防対策に取り組むことが必要です。アスベストよる環境汚染や健康被害を防止するため、どのような震災対策が必要なのかを皆様と一緒に考えたいと思います。ご参加をお待ちしています。
この催しは、独立行政法人環境再生保全機構・地球環境基金の助成を受けて開催します。
2016年2月28日(日) 開場13:00/開会13:30/終了16:30
全水道会館(東京都文京区本郷1-4-1)
JR水道橋駅 東口(お茶の水駅より)下車2分/都営地下鉄三田線水道橋駅 A1出口1分
http://www.mizujoho.com/front/bin/ptlist.phtml?Category=9177
報告&シンポジウム
1、アスベストとリスクコミュニケーション
永倉 冬史(中皮腫・じん肺・アスベストセンター)
2、震災とアスベスト 活動報告
外山 尚紀(東京労働安全衛生センター)
3、2つの大震災から学ぶ
南 慎二郎(立命館大学)
4、アスベスト問題に関するアクション・リサーチによる環境教育について
松田 毅(神戸大学)
ビデオ上映『埋もれた時限爆弾』
1、防じんマスクの使い方
2、アスベスト含有建材の見分け方
13:00〜16:30
アスベストから身を守るためのパネル展示
アスベストが含まれる建材の展示
10:00〜16:30
電話番号:090-2736-9369
無料
事前申し込みは不要です。当日、会場へお越しください。
特定非営利活動法人 東京労働安全衛生センター
特定非営利活動法人 東京労働安全衛生センター
東京都江東区亀戸7-10-1 Zビル5F
TEL:03-3683-9765
FAX:03-3683-9766