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東南アジアの熱帯林を住処とする「森の人」オランウータンは、現在ではスマトラ島とボルネオ島の限られた場所でしか見られず、絶滅のおそれがある動物としてレッドリストに掲載されています。木材生産等による熱帯林の減少と劣化が生息地を狭め、近年ではアブラヤシ農園の拡大がオランウータンへの直接的な脅威となっています。オランウータンを追い詰めている現地の開発問題は、「見えない油=パーム油」を通じて日本の私たちの生活とも深いつながりを持っています。
このセミナーでは、インドネシアのボルネオ(カリマンタン)を中心に、オランウータンの救助・保護活動を行っているオランウータン保護センター(Centre for Orangutan Protection:COP)代表のハルディ氏を招き、オランウータンが直面する窮状と彼らの活動についてお話しいただきます。パーム油の消費者でもある私たちに何ができるか、みなさんと一緒に考えたいと思います。
1. 「日本とパーム油のつながり」/中司 喬之(熱帯林行動ネットワーク)
2. 「森林開発からオランウータンを救え!」(逐次通訳付)/ハルディ・バクチャントロ(Centre for Orangutan Protection:COP)
3. 質疑応答
2017年4月13日(木)18:30~20:30(開場18:15)
地球環境パートナーシッププラザ(GEOC)
500円
熱帯林行動ネットワーク
ウータン・森と生活を考える会、プランテーション・ウォッチ(国際環境NGO FoE Japan、サラワク・キャンペーン委員会、地球・人間環境フォーラム、メコン・ウォッチ、レインフォレスト・アクション・ネットワーク日本代表部)
ボルネオ保全トラスト・ジャパン、モア・トゥリーズ
このイベントは、平成28年度地球環境日本基金の助成を受けて開催されます。
熱帯林行動ネットワーク
TEL:03-5269-5097 E-mail:info@jatan.org