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【メコン・ウォッチ】
開発援助が創り出す「貧困」? 国際金融機関アジア開発銀行(ADB)の影

受付は終了しました
 

ID:40869

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
ADBアジアアジア開発銀行国際金融機関環境問題開発援助
活動テーマ:
国際協力
団体名:
メコン・ウォッチ

趣旨

ADB年次総会が日本(横浜)で開催される機会に、日本の市民に国際金融機関ADBの役割と課題についての理解を深めるため、アジア地域の開発や環境・社会保全の課題、ADBをはじめとする国際機関や日本政府の役割について考える。

主要項目

開催日

2017年5月2日(火)


18:00〜20:40

地域

千代田区

場所

法政大学市ヶ谷キャンパス内ボアソナードタワー26階A会議室
(東京都千代田区富士見2-17-1)

対象

一般

申込み締切

2017年5月2日(火)

申込み方法・備考

以下のフォームからお申し込みください
https://ssl.form-mailer.jp/fms/ce34488c504483

内容

市民セミナー

アジア開発銀行(ADB)は、アジア・太平洋地域の途上国の経済開発を主な目的に、1966年に設立された国際機関である。ADBの融資に際しては、環境社会配慮を行うよう、セーフガード政策が定められているが、アジアの市民社会からは長年、環境破壊や人権侵害の問題が提起され議論が続いている。アジア・太平洋地域でのインフラ開発に関しては、2015年、中国の主導で発足したアジア・インフラ投資銀行(AIIB)の参入がある。AIIBはADBに匹敵する資金力を持つが、セーフガード政策については整備途上で、今後数年はADBや世銀との協調融資を通して投資を拡大するものと見られている。協調融資案件にはADBのセーフガード政策が適用される場合も多く、ADBにセーフガード政策の堅持・改善を働きかけることは、AIIBの融資案件や政策・運営にも間接的に改善をもたらすことができる。

本セミナーでは、2017年5月4日〜7日にADBの年次総会が10年ぶりに日本(横浜)で開催される機会に、日本の市民に国際金融機関ADBの役割と課題についての理解を深めるため、具体的な事例を元に、アジア地域の開発や環境・社会保全の課題、ADBをはじめとする国際機関や日本政府の役割について考える。

◆プログラム

「国際金融機関アジア開発銀行が抱える課題」

Rayyan Hassan/NGO Forum on ADB

「“貧困削減のためのダム”ラオス・ナムトゥン2がもたらした環境・社会影響」

Bruce Shoemaker/メコン流域研究者

◆共催:

法政大学国際文化学部、特定非営利活動法人メコン・ウォッチ

この情報に関するお問い合わせ

特定非営利活動法人メコン・ウォッチ

Tel: 03-3832-5034 Fax: 03-3832-5039

Email: info@mekongwatch.org

団体紹介
団体名称 : メコン・ウォッチ
東南アジアのメコン河(メコン川)流域の開発や経済協力が、地域の自然資源を生活の糧としている流域の人々の生活を脅かさないように、調査研究や開発機関への働きかけを主な活動として1993年に設立されたNGOです。