※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。
「最難治性がん」である すい臓がん。告知後の生存期間が他のがんと比べて短いことなどから、すい臓がんのご家族には生前から大きな精神的負担がかかっています。加えて、愛する人が旅立つことで起こる悲しみにより、それまでの生活が根底から揺るがされ、世界観も大きく変わるほどの変化がおとずれます。本講座は、すい臓がんのご遺族の悲しみや変化へ対応し、悲しみへのケアを行うことを通して、「心の混乱の整理、亡くなった方と生きた意味・自分の生きる意味、人生の意義への気づき」のきっかけになることを目標にしています。
2017年8月5日(土)
「14:00ー17:30」「1日だけのイベントです」
千代田区
NPO法人パンキャンジャパン 3F会議室
(東京都千代田区富士見 1-12-1 Q-DAN 1991 5F)
すい臓がんのご遺族
2017年8月3日(木) 必着
1.申込フォームからのお申し込み
URL: https://ws.formzu.net/fgen/S22886100/
2.ファックスでのお申込み(ファックス受信が可能な方のみ)
FAX: 03‐3221-1422
3.往復はがきでの申し込み(パソコンをお持ちでない方)
【住所】 〒102-0071 東京都千代田区富士見1-12-1 Q-DAN1991 5F
特定非営利活動法人パンキャンジャパン 8/5グリーフケア係
この度、NPO法人パンキャンジャパンと一般社団法人日本グリーフケア協会が共催し、難治性がんご遺族のためのグリーフケアイベントを開催する運びとなりました。背景には、パンキャン 眞島理事長の「日本全国に及ぶ すい臓がんでご家族を亡くされた多くの方が待っている ご遺族へのサポートを、できるだけ速く、広く、手厚く行いたい」という気持ちがあります。眞島理事長自身がご家族を膵臓がんで失くしたときの体験、この教会のグリーフケアをご自身で受けた経験、さらに日本グリーフケア協会宮林理事長の全面的な協力により今回のイベントが実現しました。
膵臓がんによって突然愛する人が旅立つことで起こる悲しみにより、それまでの生活が根底から揺るがされ、世界観もがらっと変わるほどの変化が膵臓がんのご遺族におとずれますが、その悲しみや変化への対応は 後手後手となりがちです。愛する人が難治性がんになってしまった時のつらさはもちろんのこと、愛する人を旅立たせたこと、その空白が日常となってしまった時の心のつらさは、心の準備もないままにおとずれることが多いものです。
また、膵臓がんでご家族、愛する人を失った場合は、同境遇の仲間は見つけにくく、また、自力で乗り越えていくのは、容易ではありません。
この悲しみへのケアを通して、自分の混乱とその整理、亡くなった方の生きた意味・自分の生きる意味、人生の意義などに気づくことができるきっかけになればと思います。
日本で初めてのすい臓がんご遺族の悲しみのケア○
本イベントは、グリーフケア領域では国内で先駆的な活動を続け、数多くのご遺族のサポートを行い、高い実績のある日本グリーフケア協会理事長 宮林幸江先生(自治医科大学教授)ならびに、協会認定のトップの先生方をお迎えしてのイベントとなります。宮林先生は、2017年7月21日NHKの「週刊ニュース深読み -伴侶の死とどう向き合う?―『遺族外来』」の番組に出演されました。先生は、グリーフケアの世界では先駆的な研究をされ、グリーフケア指導員の育成も続けられてきました。未曽有の東日本大震災の際は宮城県において数多くのご家族のケアをされ、大震災で傷心された多くの方々の回復の手助けをされました。
ご自身のお気持ちをしっかり振り返っていただくため、すい臓がんに代表される難治性がん患者のご家族を対象に組まれたイベントではありますが、がん患者のご遺族であれば、お一人でもご家族でもご参加いただけます。
TEL 03-3221-1422 (平日12:00~17:00)