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イベント・講座

【International Foster Care Alliance】
社会的養護の当事者にとってノーマルシーとは

受付は終了しました
 

ID:41857

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
児童福祉児童養護施設子どもの権利社会的養護里親
活動テーマ:
子ども 、 人権・平和
団体名:
International Foster Care Alliance

趣旨

日本では、家庭の外で過ごさざるを得ない子ども達、つまり、行政に保護され施設や里親家庭(Foster Care)で育つ子ども達は、約4万5千人に上ります。児童虐待による日本の社会的損失は約1.5兆円と試算され、子どもたちへの心的ケアや自立支援プログラムも十分とは言えない現状です。

米国NPO法人IFCAは、フォスターケアのもとで育った10代20代の若者たちによるユースチームを東京と静岡、シアトルで結成。互いの国を訪れながら、フォスターケアの経験を語ったり、リーダーシップについて教えるワークショップを開催し、ユースの地位向上やより良い児童福祉のために活動しています。

< ご来場の皆様へ >

今回、シアトルチームの来日に合わせて開催する、4度目のユースサミットです。これから自立を迎える若者にとっては、様々な経験をした先輩に会える場です。自立を控えたユース、児童福祉関係者の皆様、ぜひ、ふるってご参加ください。

主要項目

開催日

2017年9月16日(土)


午後1時開場、1時30分から4時15分まで

地域

千代田区

場所

御茶ノ水ソラシティ・カンファレンスセンター  2階テラスルーム
(東京都千代田区神田駿河台4−6)

申込み締切

2017年9月16日(土)

申込み方法・備考

参加費
一般 2000円
学生 500円
*施設や里親家庭で育った経験のある当事者ユースの入場は無料です。

お申し込みは、以下のリンクよりお申し込みください。
http://kokucheese.com/event/index/482318/


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内容

☆ 日本とアメリカの児童養護施設や里親家庭で育った 若者たちによるプログラム ☆

                   

◆日本ユースたちが渡米して持ち帰ったもの

◆アメリカのフォスターケアの現状とアドボカシー活動

◆ノーマルシーNormalcy という言葉の定義

◆理想的な社会的養護の姿とは?

 日米のユースたちが、施設や里親家庭での生活について語ります

◆IFCAユースプロジェクト 活動5年目を迎え、これから目指すもの

◆社会的養護を理解するための会場の皆さまとのアクティビティ 

◆日米ユースと児童福祉関係者による

パネルディスカッション英語発表部分は逐次通訳

この情報に関するお問い合わせ

mail info@ifcaseattle.org

団体紹介
団体名称 : International Foster Care Alliance
日本とアメリカの文化や環境は違っても、児童福祉という分野が抱えている課題には共通項が多くあり、フォスターケア制度を離れて自立する若者たちの両国の状況も酷似しています。ふたつの国が語り合う場を持ち、交流し、共に様々な活動を展開していくことが、おたがいの児童福祉システムの向上につながる、という考え方がIFCAの活動の基盤になっています。

IFCAの活動実績

1)ユース(社会的養護の当事者のためのプログラム)
IFCAは現在、米国と日本にそれぞれ数名ずつの当事者ユースメンバーからなるチームを結成しています。ユースたちは、過去3年半の間に、14回の海外プログラムを実施し、5つの国で、フォスターユースとしてのインパクトの高い活動を展開してきました。
・米国ユースチームの4回の来日(秋季)(2013年、2014年、2015年、2016年)
・米国ユースチームの2回の来日(春季)(2015年、2016年)
・日本ユースチームの3回の来日(2014年、2015年、2016年)
・渡米と来日プロジェクト期間中には、児童福祉や自立支援機関の視察のみでなく、日米両チームの協働として、ユースサミットをシアトルと東京で開催しました。
・日米チームの国内外での、講演や登壇活動は、年間を通じて行っています。
・ユースブログの立ち上げと、投稿の継続。そして、年に2度のユースのエッセイやスピーチ原稿を満載した刊行物を発行しています。 http://ifcaseattle.org/youthandalumni/ ・上記の日本とアメリカでの活動のほか、IFCA ユースたちは過去に5回、世界的な学術会議での登壇を行いました。


2)ケアギバー(養育者のためのプログラム)
IFCAは、設立当初から、シアトルを中心に活動を展開しているモッキンバード・ソサエティーという非営利団体の開発した『モッキンバード・ファミリー・モデル(MFM)』を日本に広める事業に取り組んでいます。
日本財団からの助成金を受け、IFCAは、2016年11月、モッキンバード・ソサエティからディレクターを含む3名の講師を日本に招聘し、東京、水戸、大阪で4つの講演会を予定しています。

3)プロフェッショナル (児童福祉専門職のためのプログラム)
2012年11月、IFCAは、臨床実験で高い効果が認められた『トラウマフォーカスト認知行動療法(TF-CBT)』を日本に広めるため、米国からトレーナー第1号の招致を実現させました。子どもだけでなく、保護者をもセラピーに参加させ、3ヶ月という短期間に目覚ましい成果をあげる択一したトラウマ治療法です。
現在までに、240人以上の日本の心理士が、米国からの専門トレーナーの指導をうけ、TF-CBTをつかって、子どもたちの治療にあたっています。