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平和を願い、その実現に真剣に向き合った多喜二。その想いは、戦争への深い反省に立ち、和解と平和の実現を願って活動している私たちJOCSの想いと重なります。あのとき、なぜ戦争を止められなかったのか―― この映画のメッセージを、今だからこそ、ひとりでも多くの方とともに受けとめたいと願っています。
売上や当日会場でのご寄付はJOCSの活動のために使われます(当会へのご寄付は、9割が事業費、1割が管理費として使われます)。
当日、会場で「使用済み切手」を受け付けます。ぜひお持ちください。
映画上映に先立ち、JOCSのタンザニアでの活動の紹介ビデオ「アサンテサーナ タンザニアにまかれた種」約15分を上映します。
2017年10月20日(金)
◆上映日時:2017年10月20日(金)
①10:30-12:50 ②14:00-16:20 ③18:30-20:50
開演の30分前開場、各回入れ替え制
江東区
カメリアホール 東京都江東区亀戸2丁目19−1 カメリアプラザ3階
どなたでも
2017年10月19日(木)
◆前売りチケットお申込み
<お申込みフォームから>
https://ws.formzu.net/fgen/S79615859/
<前売券 先払い 郵便局から>
ご入金を確認後に、チケットを郵送いたします。
①ご住所、②お名前、③お電話番号、④チケット枚数
を払込用紙の通信欄にご記入の上、下記口座へお振込みください。
口座番号:00190-2-97157
加入者名:公益社団法人日本キリスト教海外医療協力会
※恐れ入りますが振込み手数料はご負担ください。
<前売券 当日お受取・当日お支払い>
①お名前、②お電話番号、③チケット枚数
を下記までお知らせください。
(前払い用の払込用紙の発送もできますので、その際はご住所もお知らせください)
TEL:03-3208-2416
FAX:03-3232-6922
E-mail: movie@jocs.or.jp
前売券販売は10月19日(木)17時まで。
“わだしは小説を書くことが あんなにおそろしいことだとは思ってもみなかった あの多喜二が小説書いて殺されるなんて――“
「蟹工船」などのプロレタリア文学を世に書き残し、治安維持法下で殺された作家、小林多喜二。多喜二を支えた心優しい母親・セキの物語です。
小林多喜二の母・セキは、秋田県釈迦内村、小作農と小さなそば屋で生計を立てる貧しい家の娘に生まれた。当時の小作人は、地主に50%もの地代を払わねばならなかった。貧しい農家の娘たちは身売りするより仕方がない。 セキの幼なじみの少女も売られていった。 学校へ行きたくても、学校は男の行くところだと親からは相手にされない。 15歳で小林の家に嫁いだセキは三男三女を生み育てたが、長男は病死。次男が多喜二である。セキは優しい母親であった。 自分は字も書けなかったが、多喜二は叔父の世話で小樽高商(現小樽商科大学)まで卒業させてもらい、銀行に勤める。 当時の銀行は大変な高給で、一生涯楽に暮らせる程であった。しかし多喜二は貧しい人の味方となって小説を書き、 武器を作るお金で皆に白い米のご飯を!と反戦を訴え続けた。 そんな彼の小説は危険思想とみなされ、遂に多喜二は国家権力によって殺されてしまう。
セキは自分の息子が悪い事なぞするわけがないと多喜二を信じ続けていた。
そんな折、娘のチマに教会へと誘われる。そこでイエスの死について話を聞かされたセキは、何も悪い事をしていないのに殺されたイエスと多喜二の姿を重ね合わせ、思いを巡らす――。
◆原作:三浦綾子(「母」角川文庫)
◆監督・制作総指揮:山田火砂子
◆出演 : 寺島しのぶ 塩谷瞬 山口馬木也 佐野史郎 渡辺いっけい
◆制作:(株)現代ぷろだくしょん
◆『母 小林多喜二の母の物語』予告編動画
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