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助成金等

【「エクセレントNPO」をめざそう市民会議】
2017年度エクセレントNPO大賞
―第5回募集要項―

受付は終了しました
 

ID:42108

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
市民組織課題解決NPO
活動テーマ:
ボランティア・NPO支援
団体名:
「エクセレントNPO」をめざそう市民会議

趣旨

「エクセレントNPO」大賞は、質の向上を目指し、自己評価を行いながら改善に努める非営利組織を応援し、新聞社の協力を得て、社会に「見える化」をすることを目的としています。

本大賞は、「市民性」「課題解決力」「組織安定性」の3つの視点から選出されます。非営利組織でがんばっているみなさまを応援いたします。ふるってご応募ください。

主要項目

対象

国内外における社会貢献を目的とした市民による日本国内のNPOなど種々の民間非営利組織(法人格の有無不問)
※自薦・他薦可

助成金

「エクセレントNPO」の基本条件である「市民性」「課題解決力」「組織安定性」に基づき、下記の3つの賞を用意いたします。また、各受賞団体の中から最も優れたNPOとして、2017年度の「エクセレントNPO大賞」が決定されます。なお、基本条件の詳細については、言論ブログ・ブックレット⑰『改訂版「エクセレントNPO」の評価基準「エクセレントNPO」を目指すための自己診断リスト―初級編―』をご覧ください。

◆ 賞金 ◆
市民賞、課題解決力賞、組織力賞(各50万円)
上記から、エクセレントNPO大賞が選ばれます(プラス50万円)

◆ 新聞記載 ◆
入賞及びノミネート団体は毎日新聞の特集記事として紹介されます

◆ フィードバック ◆
入賞の有無に関わらず、応募された方全員へ、自己評価に基づいて、良かった点や改善を要する点をコメントにしてお返します

申込み締切

2017年9月30日(土) 必着

申込み方法・備考

本賞にご応募の方は以下の書類をダウンロードし、下記事務局までメール(enpo@genron-npo.net)にてご提出ください。
①応募団体プロフィール
②自己採点表
③組織のストーリー(組織立ち上げに至った思いや理由等、1000字程度)
④事業報告書、年次報告書など事業概要が分かるもの(PDF、もしくはURLを記載)
⑤会計報告書(PDF、もしくはURLを記載)
⑥代表者及び役員リスト(PDF、もしくはURLを記載)

※①~③については、所定の書式を「エクセレントNPO大賞運営事務局」のHP(http://www.excellent-npo.net/)よりダウンロードすることができます。 ※応募用紙をダウンロードしていただくと、基準ごとに記述上の注意点や参考のポイントが記されていますので、記述の際はご参照ください。
※応募書類(エクセルファイル)ですが、ファイル名に団体名を記し、下記のアドレスにご送付ください。

【事務局】
応募受付・審査進行管理:「エクセレントNPO」をめざそう市民会議委事務局
〒104-0043
東京都中央区湊1丁目1番12号 HSB鐵砲洲4階 言論NPO内
Tel:03—6262—8772(平日9時30分~17時30分受付)
Fax:03—6262—8773(24時間受付)
E-mail:enpo@genron-npo.net

内容

詳細はHPをご覧ください

http://www.excellent-npo.net/

「エクセレントNPO」をめざそう市民会議と毎日新聞は、自らの質の向上に向けて努力する非営利組織の目安となるための「エクセレントNPO」基準をもとに自己評価をする優れた団体を社会に「見える化」することを目的に「エクセレントNPO」大賞を創設し、第5回目を迎えました。

この賞が、更にめざすのは、非営利組織間で課題解決に向けた競争が始まり、その取り組みが広く社会に知られることで非営利組織が課題解決に向かう市民の受け皿となるような良循環が生まれることです。

法人格の種類・有無も問いません。これまでも多様な分野、規模の団体からご応募いただきました。大事なのは、全てに満点を示すことではなく、自らの強みや更なる成長のポイントを見出していただくことです。ふるってご応募ください。

審査方法

下記審査委員会により、第一次審査、第二次審査を実施し、最終的な受賞団体を決定します。ご応募頂いだすべての団体に、表彰式後、審査委員よりフィードバックを送らせて頂きます。なお、審査機関中の個別団体の審査内容については一切お答えできませんので、予めご了承ください。

審査委員

(敬称略)

小倉和夫(国際交流基金顧問)、島田京子(横浜市芸術文化振興財団専務理事)、古賀攻(毎日新聞社論説委員長)、

目黒公郎(東京大学生産技術研究所教授)、近藤誠一(近藤文化・外交研究所代表、元文化庁長官)、

田中弥生(大学改革支援・学位授与機構特任教授)、安原健郎(株式会社LITALICO)、山岡義典(法政大学名誉教授)

受賞団体には賞状、賞金を贈呈するほか、毎日新聞紙上などにて受賞についての記事を掲載し、フォーラムなどのイベントにご参加いただく予定です。

◆賞の構成◆

・エクセレントNPO大賞〈賞状・賞金50万円〉

「エクセレントNPO大賞」は、以下の3賞の受賞者の中から、エクセレントNPOの34の評価基準を考慮して選考します。(ただし、一定の水準を超える組織がない場合は、該当なしとする場合もあります)

大賞受賞団体への賞金は、下記の賞金に加算して贈呈いたします。

・市民賞〈賞状・賞金50万円〉

「市民賞」は、非営利組織の活動が広く市民に開かれ、参加の機会が幅広く提供されており、市民が活動に参加することによって、一人ひとりが市民として成長できる場が十分に提供されている団体に与えられる賞です。ここでは、非営利組織と市民がどれだけつながりを持ち、市民参加の受け皿になっているのかが評価の視点となります。

・課題解決力賞〈賞状・賞金50万円〉

「課題解決力賞」は、自らの使命のもとで、社会的な課題解決に向けて成果を出している団体に与えられる賞です。ここでは、課題を具体的に把握しているかどうか(=課題認識)やそれを解決する方法やシナリオがあるか(=課題解決の方法)、あるいは自発的に課題に取り組み、また、成果をどう実現しているのか(=自立性)などが評価の視点になります。

・組織力賞〈賞状・賞金50万円〉

「組織力賞」は、責任ある活動主体としてガバナンスが機能し、経営の持続性、安定性と刷新性をうまく共存させている団体に与えられる賞です。ここでは、不安定な財政状態をいかに克服しているのか、資金調達や活動における規律や倫理性が不足していないか、活動や組織を持続可能なものにするための工夫がなされ、効果を上げているかなどが評価の視点となります。

◆エクセレントNPO大賞とは…

自らの使命のもとに社会の課題に挑み広く市民の参加を得て課題解決に向けて成果を出していること。また、そのために必要な責任ある活動母体として一定の組織安定性と刷新性を維持している組織。それが「エクセレントNPO」の条件です。

表彰

2018年1月上旬に東京都内で表彰式を行います。ノミネート団体には選出の旨、事前にご連絡させて頂きます。

自己評価を応募書類にしたユニークな応募方法

2012年より、毎日新聞社との共催で、「エクセレントNPO」大賞を創設しました。この賞のユニークな点は、エクセレントNPO基準に基づいて、自己評価をしていただき、それを以て、応募していただくことです。審査も同じ基準に基づき行われます。表彰式では、審査員より講評が発表されますが、評価基準に基づいて、何が高く評価され、何が課題とされていのかについて具体的に説明します。時には、審査側の課題なども述べられます。その意味で、審査する側、される側の互いの学びの場となるような表彰式にするよう心掛けてきました。また、応募された全ての団体の自己評価書(応募用紙)に対して、フィードバック・レターをお送りしています。受賞団体のみならず、ノミネート団体が紙面で特集記事として紹介されます。

自己評価の15基準(本賞応募の際の自己評価基準)

◆市民性

(1)ボランティアの機会が人々に開かれ、その活動内容はわかりやすく伝えられていますか。
(2)ボランティアとの対話機会を作り、彼らからの提案に対して耳を傾けフィードバックしていますか。
(3)寄付者に安心感を持ってもらえるように寄付の使途や成果などについて報告をしていますか。
(4)参加者(ボランティア、寄付者、会員等)に対して、あなたの組織の活動を通じて、社会課題への気付きや達成感などを共有できるような工夫をしていますか。

◆課題解決力

(5)組織は取り組んでいる社会問題や課題を把握し、明確に理解していますか
(6)組織は取り組む課題の背後にある原因や理由を見出そうとする姿勢や視点を持っていますか。
(7)組織は自らが取り組む社会問題に関連して、それに影響している法制度や慣習など、社会の仕組みにかかわる問題も視野に入れていますか(社会的インパクトの視点)。
(8)組織は、事業を予定通りに実施したことだけでなく、事業の対象(人および自然環境などの人以外のものも含む)へのプラスの影響や変化を成果として目指していますか(アウトカム目標)。
(9)リーダー役を担う者は、課題解決のために中心的な役割を担い、また組織内外の専門家、資金などの資源を組み合わせ、それらをうまく機能させるためにマネジメント力を発揮していますか。
(10)組織は、(8)で掲げた目標(アウトカム目標)に基づき成果を出しており、それを根拠(データや事例)をもって説明できますか。
(11)組織が取り組む社会課題を広く社会に理解してもらうよう努めていますか。

◆組織力

(12)組織の全体像が明確に説明されていますか(HP等に、組織の目的、活動内容、連絡先、事業報告書、会計報告書、役員一覧等が説明されている)。
(13)広く多様な主体から資金を集め、特定の資金源に過度に依存するリスクを回避できるように収入多様性を維持していますか。
(14)資金調達のプロセスは透明で、公序良俗に反する行為による資金は受け取っていませんか。
(15)組織の独立性、中立性を維持していますか(これは政府、自治体、企業、寄付者、他団体などとの関係を否定するものではありません。こうした主体との協力や議論が大事だからこそ、自らの中立性や独立性が確保されていることが肝要であるという意味です)。

「『エクセレントNPO』をめざそう市民会議」(以下、「市民会議」)では、非営利組織が、組織運営の脆弱性を克服し、市民とのつながりをより豊かにすることが不可欠であると考えてきました。そのためには質の向上をめぐる競争、すなわち質の向上をめざして努力する非営利組織に、より良質な支援が集まるような好循環が大事だと考えてきました。その積み重ねが、より豊かでしなやかな市民社会の構築に寄与すると考えるからです。そして、市民会議は、非営利の世界で、市民とのつながりを大事にしながら、社会課題、解決のモデルとなる非営利組織の要因分析を続けてきました。そして、3年間にわたる作業の末、2010年には望ましい非営利組織像としての「エクセレントNPO」のコンセプトを打ち出し、「市民性」「課題解決力」「組織力」の3つを基本条件とする、「エクセレントNPO」評価基準を公開し、その普及活動に取り組んできました。


この情報に関するお問い合わせ

ダウンロードや記述方法に迷われた時には、メールアドレス(enpo@genron-npo.net)までご連絡ください。

〈事務局〉

応募受付・審査進行管理:「エクセレントNPO」をめざそう市民会議委事務局

〒104-0043

東京都中央区湊1丁目1番12号 HSB鐵砲洲4階 言論NPO内

Tel:03—6262—8772(平日9時30分~17時30分受付)

Fax:03—6262—8773(24時間受付)

E-mail:enpo@genron-npo.net