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イベント・講座

【波止場てつがくカフェ】
第17 回 波止場てつがくカフェ「震災後文学を東京で読むこと」 “読んで対話する" こころみ

  • 「1日だけ参加」も可
  • 土日参加可
  • 1時間~可
  • 初心者歓迎
  • 中高生歓迎
  • 親子歓迎
  • 見学・体験歓迎
  • 話し相手・傾聴
受付は終了しました
 

ID:42214

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
原発対話文学避難震災
活動テーマ:
相談・カウンセリング 、 セルフヘルプグループ・自助グループ 、 その他
団体名:
波止場てつがくカフェ

趣旨

東日本大震災から6年半。風化させない、忘れない、と言いながらも、否応もなく震災の記憶は抜け ていくと実感します。たとえ「東日本」に暮らしているのであっても、とりわけ生活の基盤が、あっと いう間に以前の日常を取り戻した「東京」にあるのなら。

地震とそれに続く原発事故については、怒濤のような報道に続いて、たくさんのドキュメンタリー映 画が制作され上映されました。その後、震災はフィクションの題材にもなっていき、映画や、そして「震 災後文学」と呼ばれる一群の文学作品も登場しています。

それらを見たり読んだりすることで、被災地 から離れた場所に住むわたしたちも、震災そのものや、被災するとはどういうことかについての一部を 知ることができます。そしてそれぞれの立場から、何らかの思いを抱くことと思います。

が、いざそれらの作品を前に何かを語ろうとすると、どんな言葉で何を語ればよいのか思いあぐね、 口ごもったり黙ってしまったりする、そんなことはないでしょうか。一体何がわたしたちをそうさせて しまうのでしょうか。

そこで、今回は震災を扱った作品を前にした「自分」について、話し合ったり聞き合ったりする対話 の場を作りたいと考えています。

対話の入り口として、震災後の福島をテーマに小説を発表し続けている作家・志賀泉さんの最新作「花 火なんか見もしなかった」をとりあげます。これは、読みやすい作品かもしれないけれど、もしかした ら感想を言いやすい作品ではないかもしれません。

わたしたちを口ごもらせるものがあるのだとしたら、それは作品の中にあるのか、わたしたちの中にあるのか。

そんなところから、話していってみたいと思います。

主要項目

開催日

2017年11月18日(土)


14 時~(17時30分終了予定)

地域

千代田区、 不特定

場所

エイブル・アート・ギャラリー
千代田区外神田6-11-1 アーツ千代田3331 内#208

対象

どなたでも

申込み方法・備考

E-mail
波止場てつがくカフェ
hatoba.de.dialogue@gmail.com
※申し込み優先


チラシ表

チラシ裏

内容

Q.「哲学カフェ」ってなに?

私たちがこの言葉を説明する際に困ったなぁ、と感じるのは、「哲学」という言葉がもっぱら、単に“学問ジャンル”を指すものとしてしか理解されていないということです。

本に書かれた「哲学者」の名前。

難しそうな表情の肖像画。

書き並べられる思想と格言。

そうした内容を理解し、論じること――。

もちろん、それが“取るに足らないもの”なのだという風には全く思っていないのですが、私たちの考える哲学は、そういうものでは全然ないです。

私たちの考える哲学。

それは、自分の「当たり前」が問い直されること。

普段「当たり前」としてきたものが、本当はどのようなものなのか、考えてみること。

そしてその作業を、自分以外の誰かとの<対話>を通じて行うということ。

つまり私達の日常を、自分たちの血が通った言葉で、<共に>考えてみること。

そういうものが、私たちが発信したい「哲学」であり、<てつがく>です。

Q.どんなことをするの?

波止場てつがくカフェは、おおむね次のような流れで対話を進めています。

◆テーマを受けての自由な意見交換

通常はその回ごとにテーマをご用意させて頂きます。 そのテーマから出発して、自分たちが「当然」「普通」と考えていることが本当にそうなのか、集まった方々と言葉を交わす中で考えます。

テーマを受けて感じたこと、連想したこと、気になったことなど、なんでも自由にお話していただければと思います。

◆キーワードを選ぶ

1での対話を受けて、問いを立てるために欠かすことができないと思われるキーワードを挙げます。また、必要に応じて、キーワードと考えられる言葉の定義を確認します。

◆問いをたてる

キーワードを手がかりにしながら、私達の日常の「当たり前」を根源的に問い直すような問いを考えます。

◆問いに対応する「答え」を考える

問いが立ち上がれば、自ずと答えも立ち上がるものと思います。

たったこれだけなのですが、ちょっとした事前説明と休憩をいれて、だいたい2時間30分~3時間ほどの時間を要します。

長い・・・とお感じの方もおられるかもしれません(笑)

じっくり話を聞き、丁寧に考えていくことは、なかなかに時間がかかります。

でも、気付いたらあっという間に時間が過ぎていた、ということも。

むしろ時間が全然足りなかった、ということの方が多いくらいだと感じます。

もちろん、途中で飲食をしていただいて構いません。

リラックスした気持ちで対話をお楽しみいただければと存じます。

詳しくはコチラ

波止場てつがくカフェ?

http://introduction.hatoba-de-dialogue.net/p/front.html

この情報に関するお問い合わせ

波止場てつがくカフェ

hatoba.de.dialogue@gmail.com

団体紹介
団体名称 : 波止場てつがくカフェ
★運営指針~<対話の場>の実現のために★
波止場てつがくカフェは、参加される方がみな自由に、のびのびと<対話>をすることができるよう、次の3つの要素を意識しながら、その実現のために取り組みを行っております。

1、対等性
対話に参加するひとり一人が対等な存在として、
誰もが敬意と尊厳をもって接せられなければいけないということ

2、安全性
たとえどんな考え方を表明しても処罰されたり、
危害を加えられたり、排除されたりしない空間であるということ

3、自己変容可能性
人の考え方は変わりうるということを受容し、
自己が変容していくことをおそれず受け入れること