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イベント・講座

【(特活)ムラのミライ】
メタファシリテーション(対話型ファシリテーション)基礎講座

  • 「1日だけ参加」も可
  • 初心者歓迎
受付は終了しました
 

ID:42310

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
コンサルティング協力隊地域対人支援相談
活動テーマ:
国際協力 、 地域・まち・居場所づくり
団体名:
(特活)ムラのミライ

趣旨

相談者・クライアント・家族との会話が変わる~問題解決のための質問力とは?

主要項目

開催日

2017年11月13日(月)


9時半から17時半

地域

渋谷区

場所

東京都渋谷区道玄坂1-17 -9 ヴェラハイツ道玄坂503貸会議室

対象

・国内外の地域コミュニティづくりプロジェクトに携わっている方
・青年海外協力隊や地域おこし協力隊に赴任予定/応募予定の方
・研修や授業の企画・組み立て・ファシリテーションを担当されている方
・NPO/ボランティアセンター/公的機関で相談窓口を担当されている方
・福祉関係のお仕事で、対人支援スタッフの支援や人材育成を担当されている方
・NGO/NPOや企業を対象とするコンサルティング業でヒアリングを行う機会の多い方
・教育関係者や子育て中の方で、子どもとのコミュニケーションを改善したい方
・ライター/デザイナー等でクライアントへの取材やヒアリングを行う機会の多い方

申込み方法・備考

HP上の申し込みフォームをご利用ください。http://muranomirai.org/basictrg201605 (定員になり次第締切)

内容

地域づくりの活動で、所属しているNPOや企業のミーティングで、個人への相談対応で

・・・こんな経験ありませんか?

-「お困りのことはありませんか?」「〇〇は大丈夫ですか?」と質問しても、「大丈夫です」と言われ、その先が続かない

-「ミーティング(研修)に参加してください」と、住民(クライアント、同僚など)に何度も言わないと参加者が集まらない

-言葉ではやる気を見せるが、実際には動かない人への対応に時間をとられる

-相手から「もっと〇〇があれば」「予算が足りない」「こういうサポートがあったらよかったのに」という言葉がよく出る

-議論の最後には「システムがないから・・・」「経済偏重の社会が・・・」「市が(本社が、政府が)こうこうだから・・・」「ひとりひとりの意識の変化が・・・」と大きな話になってしまい、具体的なアクションに結びつかない

・・・これでは、活動や組織のホントの課題に迫り、メンバーを課題解決に乗り出そうという気にさせることはできません。

実は、こうした状況の原因は、相手とのコミュニケーション方法にありました。

このような「あるある」シチュエーションをひっくりかえし、本音のやり取りをするには、どういう会話をすればいいのでしょう?

地域づくりの活動現場で生み出された「メタファシリテーション」は、超シンプルな質問を組み立てていく対話術です。

基礎講座では、この手法を座学と実践練習で一日かけてしっかり身に付けます!

実践的な内容と終了後のフォローアップで、修了生の仕事・活動・日常生活に確実に変化をもたらす研修として、各地で好評を博しています。

初歩の初歩からお伝えしますので、「初めてメタファシリテーションにふれる」「こんな手法は聞いたことがなかった」という方もどうぞご参加ください。

◆講座の詳細・お申込み

http://muranomirai.org/basictrg201605

この情報に関するお問い合わせ

Eメール info@muranomirai.org

団体紹介
団体名称 : (特活)ムラのミライ
NPO法人ムラのミライは地方都市・飛騨高山で「インド山村部の貧困層を助けよう」と、識字教室や収入向上活動など「ない」ものを投入する支援から始まった。しかし活動経験を積むうち、都市化と市場経済化の進展がコミュニティとコミュニティの維持してきた自然資源やセーフティネットを衰退させ、多くの社会課題を生んでいる事、それが海外・日本に共通する構造である事に気づいた(注1)。

そこで、住民との対話を通じてコミュニティが持つ経験や知識を引き出し、住民自身による課題分析・解決を促す独自の手法「メタファシリテーション(対話型ファシリテーション)」によって、徹底的に住民主体・住民による地域資源管理にこだわった活動スタイルに転換し、数々のコミュニティ開発プロジェクトを実施してきた(注2)。同時に、住民の行動変化を促すスキルを持つファシリテーターを育成してきた。

ムラのミライがメタファシリテーション方式で実施したインド・ネパール・日本の農村部や都市スラムでの活動は、プロジェクト終了後も住民によって活動が継続・拡大されるという顕著な成果を生んでいる。外部者が「課題と解決策」をセットで持ち込み、住民の主体性を醸成できず、プロジェクト期間終了と同時に活動も終了するという従来の援助や公共事業の悪循環を根底から覆す手法である。
「資源/予算がない」「人がいない」から○○できないという住民の思い込みをひっくり返し、コミュニティ単位での生活向上を目ざして行動を起こさせる力を持つこのファシリテーション手法は、書籍「途上国の人々との話し方」(注3)や、ムラのミライによる研修(注4)によって普及され、実践者を増やしつつある。