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助成金等

【認定NPO法人 高木仁三郎市民科学基金】
第17期(2018年度)国内向け助成募集のお知らせ

受付は終了しました
 

ID:42435

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
市民科学研究助成脱原子力調査研究活動
活動テーマ:
環境 、 災害・被災地 、 人権・平和
団体名:
認定NPO法人 高木仁三郎市民科学基金

趣旨

高木仁三郎市民科学基金は、生涯をかけて、原子力時代の一日も早い終焉をめざし、「市民科学」に力を尽くした高木仁三郎の遺志に基づき、「市民科学者」を志す市民やグループへの助成を行います。

主要項目

対象

高木基金の助成は、日本国内および、アジア地域の個人・グループを対象としています。それぞれの申し込み方法、条件などは下記のページをご覧ください。
なお、過去に助成を受けた回数によって、「新規・一般応募」「継続応募」の分類を設け、応募条件を区別しています。

国内向けの調査研究助成
・市民科学の視点に立った調査研究活動を助成します。調査研究の分野は特に限定しません。
・調査研究のテーマは、どのような問題について、どのような手法で、何を明らかにしようとするのかがはっきりわかるように設定してください。応募される個人やグループが取り組んでいる活動全般への支援を求めるようなものは助成の対象としません。
・同種のテーマでの応募は連続3回までとします。
・キャンペーン活動、映像等による記録、情報発信等の活動も、過去には助成の対象としていましたが、この募集では、具体的な調査研究活動を優先します。
・助成金を充当する支出は、調査研究の実施およびその成果の発表、政策提言などに要する諸費用とします。人件費やグループの運営経費に助成金を充当するかたちでの応募も可能ですが、資金使途および金額の妥当性も含めて審査します。

調査研究助成の詳細:http://www.takagifund.org/apply/apply01.html

国内枠助成の募集要項:http://www.takagifund.org/apply/data/yoko_2018.pdf

アジアの個人・グループへの助成について:http://www.takagifund.org/e/apply/index.html

助成金

・1件あたりの助成金額(上限):「新規・一般応募」100万円、「継続応募」原則50万円。
・今年度の助成総額:900万円

申込み締切

2017年12月10日(日) 消印有効

申込み方法・備考

高木基金のウェブサイトから助成申込書をダウンロードし、必要事項を入力の上、出力した書面を郵送して下さい。同時に入力済みの助成申込書を電子メールで高木基金事務局へ送信して下さい(書面の申込書を正本とし、電子メールのみの申込みは認めません)。
募集要項ウェブサイト http://www.takagifund.org/apply/ 募集要項PDFダウンロード http://www.takagifund.org/apply/data/yoko_2018.pdf

内容

市民科学の考え方・選考の視点

現代の科学技術や公共政策が、市民社会や地球環境の脅威となっているような問題について、行政や企業の利害とは独立の立場から、その問題の所在を示し、問題をめぐる状況の分析・解明を試み、解決への道筋を探るような取り組みを重視します。

大学、研究機関や学会などにおける研究が不十分な課題など、既存のアカデミズムが、脅威にさらされる市民の不安に十分に応えていないテーマに取り組むものや、既存のアカデミズムのオルタナティブを提示するような調査研究を重視します。

現代における科学技術や公共政策の選択が、限られた地球資源の浪費・喪失により、持続可能性を危うくし、将来の世代に大きな負担をもたらすという世代間倫理の視点を重視します。

「継続応募」については、過去の助成の成果を選考の判断材料として重視します。

「市民科学者として生きる」(岩波新書)などの高木仁三郎の著作を読み、市民科学への理解を深めた上で応募していただくことを推奨します。高木基金の過去の助成実績についても、高木基金のウェブサイトに掲載していますので参考にしてください。

選考のながれ

選考委員会で書類選考を行い、結果を 2018 年 2 月中旬頃までに応募者全員に通知します。

書類選考通過者には、2018 年 3 月中旬頃に都内で実施する公開プレゼンテーションに参加し、自らの調査研究計画を発表していただきます。

公開プレゼンテーションの内容を踏まえて高木基金の理事会で助成先の最終決定を行い、2018 年 3 月下旬までに助成先を発表します。

なお、全体の応募状況および書類選考の状況によっては、公開プレゼンテーションでの発表をして頂くかどうかを個別に理事会で判断することがあります。

事前相談

正式の応募前に、希望に応じて事務局が「事前相談」を受け付けます。高木基金に初めて応募をする方は、事前相談を利用することを強くお勧めします。事前相談を希望の方は、助成申込書の下書きを作成した上で、原則として 11 月 30 日までに、メールか電話で事務局に申し込んでください。募集期間終了間際の事前相談には対応ができない場合があります。


この情報に関するお問い合わせ

高木仁三郎市民科学基金 事務局 (菅波 完)

〒160-0003 東京都新宿区本塩町4-15 新井ビル3階

TEL/FAX 03-3358-7064  事務局携帯 070-5074-5985 

E-mail info@takagifund.org