【国際協力NGOセンター(JANIC)】
SDGsをチャンスに変える　他セクター連携方針/計画づくり 実践研修 

NGOがこれまで取り組んできた社会課題は、SDGsという形で世界目標として整理され、

企業や労組等多様なセクターの関心と取組を集め、いま「SDGs時代」が始まっています。

これからの時代を、NGO/NPOは自団体の価値をどう発揮して、活動のインパクトを最大化するのか。

本研修では「SDGsを活用したパートナーシップ」にフォーカス。

NGO/NPOが自団体の活動をSDGs目線で捉えなおし、

「SDGsをチャンスに変える他セクター連携方針と計画」づくりを支援します。

研修後も、成果物のお披露目&他セクターとの出会いの場(2018年冬予定)等を用意しています。

本プログラムは1)実践研修と2)発表会・統括イベント(2018年12月予定)の2つで構成されており、

今回募集する実践研修の受講者は、原則2)への参加を含むプログラムの全課程に参加できる団体を対象としています。

1)実践研修:「SDGsをチャンスに変える他セクター連携方針/計画づくり実践研修」

① 事前課題

ビジョン・ミッション、および中長期的な達成目標と重点活動やSWOT分析を再確認(既存の事業計画、中長期計画を基に)。また参加者のSDGsの基本理解のために、20分ほどの映像の視聴等があります。内容はお申込みされた方に別途お知らせします。

② 研修実施2017年12月15日(金)10時~17時

<前半:講義形式>

SDGsの概要&NGOとの関わり、なぜSDGsの活用が活動のインパクトにつながるかについてインプットします。今後各自がSDGsを団体内や外部向けに説明するのに便利な資料・データも提供します

<中盤:事例紹介>

他セクターのSDGs取組状況(企業、労組、自治体、JICA、学校、生協等)や連携事例の紹介に加えて、実際に効果的にSDGsを活用して他セクターとつながって活動インパクトの最大化を実施している認定NPO法人ACE職員から、実際に取り組んで感じているメリットや悩み・課題を含めて発表いただきます。

<後半:ワーク(団体ごと)>

重点活動とSDGsのマッピング、SDGsが前提となった世界でアピールできる組織の強みの洗い出しを行った上で、連携先と優先順位の検討を行います。研修後に団体内でSDGsを共通言語にした他セクター連携活動方針と活動計画案を作成するにあたり、アクションプランを作成します。

③ 団体への持ち帰りと共有2018年1月~

研修で作成した各団体のSDGsマッピング、SWOT整理、連携先と優先順位などを団体内で共有した後、アクションプランに基づいて団体内で他セクター連携に関する活動方針と活動計画案の設計を行います。

④ モニタリング/ポスター作成支援2018年1月~11月

上記の活動がスムーズに行えるよう、事務局からの定期的な確認やアドバイス等を提供するとともに、受講団体同士がリアルタイムで進捗や課題を共有しあうウェブツールを運営します。できあがったSDGsマッピング表やアピールポイント、活動方針等を、以下の総括イベントで発表・掲示ためデザインフォームへ入れポスター出力します(データは「SDGs仕様」の団体活動紹介としてその後活用いただけます)。

2)発表会・統括イベント:SDGsDAY(東京開催、2018年12月、10時~17時予定)

120名規模でSDGsとセクター間連携をテーマにしたイベントを開催。実践研修受講団体だけでなく、企業や労組等多様なセクターからの参加を得て互いの発表を行う。実践研修受講団体には、作成したポスターを基にプレゼンする機会と、他セクターとのSDGsを共通言語にした出会いの機会を提供します。