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悲しみといわず、苦しみといわず。
およそこの世にあるあらゆるものを「笑い」飛ばしてしまうほど、「笑い」は私達の日常に「楽しみ」をもたらし活力を養う、もっとも基本的な欲求であると言えます。
一方、社会では、笑うことがためらわれる場面や、それを「ネタ」にすることが適切ではないと理解されている物事があります。特に、個人や特定の集団の文化、風習、身体的特徴などを笑いの対象とすることは、時に「差別」であると非難の対象とされることも。
それはイジメなのか、「イジリ」なのか。 差別なのか、「ネタ」なのか。
ある人にとってはすごく面白い「ネタ」が、別の誰かにとっては不愉快、あるいは、深刻に尊厳を脅かすものとなってしまうこともあります。
人を楽しませ、朗らかにさせるものが同時に、人を傷つけ、分断するものにもなる。これほどまでに私達を翻弄する「笑い」とは、一体何なのでしょうか?
「笑ってはいけない」とされるのは、果たしてどのような経緯から発せられるものなのでしょうか?
どうして私達は「笑いたい」、あるいは「笑って“しまう”」のでしょうか?」
「笑ってはいけない」ということを通じて、「笑い」とはそもそもどのようなことなのか、考えてみたいと思います。
2018年1月27日(土)
14時~
品川区
大崎駅近くの巨大施設
※お申込みを頂いた方には具体的な場所をお知らせいたします
※性別や車椅子利用の有無などに関わらず利用できるトイレが施設内にあります
日本語で日常会話ができる方であればどなたでも
メールにて申し込み
⇒hatoba.de.dialogue@gmail.com
※事前お申込みされずにご参加を希望される方
⇒13時40分にJR大崎駅南改札口付近にお越しください。スタッフが会場までご案内致します。
Q.「哲学カフェ」ってなに?
私たちがこの言葉を説明する際に困ったなぁ、と感じるのは、「哲学」という言葉がもっぱら、単に“学問ジャンル”を指すものとしてしか理解されていないということです。
本に書かれた「哲学者」の名前。
難しそうな表情の肖像画。
書き並べられる思想と格言。
そうした内容を理解し、論じること――。
もちろん、それが“取るに足らないもの”なのだという風には全く思っていないのですが、私たちの考える哲学は、そういうものでは全然ないです。
私たちの考える哲学。
それは、自分の「当たり前」が問い直されること。
普段「当たり前」としてきたものが、本当はどのようなものなのか、考えてみること。
そしてその作業を、自分以外の誰かとの<対話>を通じて行うということ。
つまり私達の日常を、自分たちの血が通った言葉で、<共に>考えてみること。
そういうものが、私たちが発信したい「哲学」であり、<てつがく>です。
Q.どんなことをするの?
波止場てつがくカフェは、おおむね次のような流れで対話を進めています。
◆テーマを受けての自由な意見交換
通常はその回ごとにテーマをご用意させて頂きます。 そのテーマから出発して、自分たちが「当然」「普通」と考えていることが本当にそうなのか、集まった方々と言葉を交わす中で考えます。
テーマを受けて感じたこと、連想したこと、気になったことなど、なんでも自由にお話していただければと思います。
◆キーワードを選ぶ
1での対話を受けて、問いを立てるために欠かすことができないと思われるキーワードを挙げます。また、必要に応じて、キーワードと考えられる言葉の定義を確認します。
◆問いをたてる
キーワードを手がかりにしながら、私達の日常の「当たり前」を根源的に問い直すような問いを考えます。
◆問いに対応する「答え」を考える
問いが立ち上がれば、自ずと答えも立ち上がるものと思います。
たったこれだけなのですが、ちょっとした事前説明と休憩をいれて、だいたい2時間30分~3時間ほどの時間を要します。
長い・・・とお感じの方もおられるかもしれません(笑)
じっくり話を聞き、丁寧に考えていくことは、なかなかに時間がかかります。
でも、気付いたらあっという間に時間が過ぎていた、ということも。
むしろ時間が全然足りなかった、ということの方が多いくらいだと感じます。
もちろん、途中で飲食をしていただいて構いません。
リラックスした気持ちで対話をお楽しみいただければと存じます。
詳しくはコチラ
波止場てつがくカフェ?
波止場てつがくカフェ
hatoba.de.dialogue@gmail.com