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イベント・講座

【関東地方ESD活動支援センター】
関東ESD推進ネットワーク 地域フォーラム「ひとづくり2030」

  • 「1日だけ参加」も可
  • 土日参加可
受付は終了しました
 

ID:43078

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
ESDSDGs持続可能教育環境
活動テーマ:
国際協力 、 環境 、 子ども 、 災害・被災地 、 人権・平和 、 ボランティア・NPO支援 、 地域・まち・居場所づくり
団体名:
関東地方ESD活動支援センター

趣旨

国連は2015年の「持続可能な開発サミット」で、「持続可能な開発目標(SDGs)」を定めました。これは2030年を目処に、17の目標と169のターゲットを定め、「誰も置き去りにしない(no one will be left behind)」を基本理念に、世界に向けてその達成を呼びかけています。

では2030年に向けて、私たちはどんな取組をすれば良いのでしょう?「持続可能な開発のための教育」(ESD)は、そうした世界から地域まで多様に存在する社会の課題を、そのつながりとともに理解し、解決に取り組む人を育む教育・学習です。文部科学省と環境省は全国8ヶ所に「地方ESD活動支援センター」を設置。2017年7月に関東地方ESD活動支援センターが設立されました。センターは学校教育・社会教育の双方でESDを推進・支援していきます。
私たちの暮らす社会の未来を支える学びの場をいかに創りだすのか、そこにはどのような可能性があるのか、各分野のキーパーソンをお招きし、参加者のみなさまと一緒に、行動する方法を学び、考えます。

主要項目

開催日

2018年3月4日(日)


12:30~16:30

地域

不特定

場所

東京ウィメンズプラザ ホール・視聴覚室
(東京都渋谷区神宮前5丁目53-67)

対象

SDGs、ESDにご関心のある教育、NPO、行政、企業の方など

申込み方法・備考

★Webフォームでのお申込
https://epc.or.jp/contact/1544
★FAXでのお申込方法:こちらのチラシをダウンロードして、ご記入の上お送り下さい。
http://kanto.esdcenter.jp/wp-content/uploads/sites/4/2018/02/kanto-ESD_Hitodukuri2030.pdf


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内容

開会挨拶

環境省関東地方環境事務所

関東地方ESD活動支援センター

企画運営委員長/

都留文科大学社会学科

高田研教授

趣旨説明

関東地方ESD活動支援センター

講演

「国際動向におけるSDGsとESD」(仮) 東京大学大学院教育学研究科

北村友人准教授

事例紹介① 学校での「ひとづくり」

◆大塚明氏(元天城中学校校長、ESD-J理事)

静岡県の伊豆市立天城中学校では、卒業後は首都圏で働きたいと希望し、地域に誇りを持てない生徒が多いという課題を抱えていた。当時の大塚校長は、そうした教育課題解決を模索する中ESDに出会い、2009年より学校全体でESDに取り組み始める。

地域で活動する大人などから、地域の良さ、課題を聞く学習をはじめたところ、「地域のために頑張りたい」と考える生徒が増えた。ジオパークの学習とも連携して、「持続可能な社会の担い手を育てる」という、明確な目標を掲げた取組は、歴代の校長に受け継がれ、今も継続して実施されている。

ESDの取り組み方が分からないという人には是非ご参加ください。

事例紹介② 地域での「ひとづくり」

◆加藤正幸氏 (チャウス自然体験学校 代表)<地域ESD活動推進拠点>

群馬県桐生市を流れる渡良瀬川は、鮭の遡上があるにも関わらず、そうした地域の豊かさに多くの市民は認識していなかった。そこで、地元漁協と協力して、鮭を卵から孵化させ、2ヶ月ほど家庭で仔魚に育て、放流するプログラムを実施した。この取組を通じ、生物多様性、食育、ゴミ、命など、多くの事を学ぶことができ、地域の自然を知り、守る人材の育成を実施している。

実施団体のチャウス自然体験学校は、幼児・児童への自然体験を提供するプログラムを実施。自然学校のプログラムにSDGsの要素を取り入れ、地域の自然を守る「ひとづくり」を捉えなおしている。

事例紹介③ 国際・地域を両立する「ひとづくり」

◆NPO法人自然塾寺子屋

◆JICA東京

JICAの青年海外協力隊の経験者が帰国後、海外での地域づくりの経験を国内でも生かしたいと、群馬県甘楽地域を拠点に、「農村から日本と世界を元気に!」をテーマにNPO法人自然塾寺子屋を設立。海外からの研修生を地元の農家で受け入れ、青年海外協力隊の派遣前研修も実施。地域の智慧から学ぶ農業研修やアグリツーリズムを実施し、年間百数人の関係人口を生み出し、Iターンのコーディネートや地域活性化を行っている。「平成28年度ふるさとづくり大賞」総務大臣賞受賞。

JICA東京とも連携しながら、国内・海外で地域づくりを行う人材育成を実施している。

分科会

事例紹介をさらに深く掘り下げるワークショップを実施。 ゲスト

事例紹介講師

全体報告

16:30 終了

17:00~19:00 懇親会(参加費:500円)@GEOC

この情報に関するお問い合わせ

関東地方ESD活動支援センター  担当:伊藤、島田

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B1F

TEL:03-6427-7975   FAX:03-6427-7976

kanto@kanto-esdcenter.jp  http://kanto.esdcenter.jp

団体紹介
団体名称 : 関東地方ESD活動支援センター
関東ブロック(1都9県:茨城・栃木・群馬・埼玉・千葉・東京・神奈川・新潟・山梨・静岡)におけるESD活動・実践者を支援し、地域ESD活動推進拠点(地域ESD拠点)と協働・連携した活動、さらに全国センターと協働・連携して地域と全国や海外との協働・連携を支援していきます。

地方ESDセンターは、当面、全国8カ所にある環境省の環境パートナーシップオフィス(地方EPO)を活用することとされており、関東ESDセンターは関東EPOがその役割を担い、関東EPO・全国センターと同じ施設内に開設します。