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チェルノブイリ原発事故より32年、福島原発震災より7年。
子どもたちにいま、何が起きているのか。
福島がチェルノブイリから問われていることは何か。
長年チェルノブイリの取材を続けるフォトジャーナリスト広河隆一と、福島県いわき市で子どもたちの健康を守るために保養やクリニックをはじめとして多岐にわたる活動を行う「いわき放射能市民測定室 たらちね」事務局長鈴木薫、そして、25年以上にわたりチェルノブイリ被災地に生きる子どもたちの支援を続ける「チェルノブイリ子ども基金」事務局長・佐々木真理が、講演・報告します。
2018年4月20日(金)
2018年4月20日(金)19:00開演(18:30開場)
練馬区
ココネリホール(練馬区立区民・産業プラザ3F)
西武池袋線・西武有楽町線・都営地下鉄大江戸線「練馬駅」北口徒歩1分
チェルノブイリ子ども基金までTEL・FAX・メールでお申込みください。
TEL/FAX 03-6767-8808
E-mail cherno1986@jcom.zaq.ne.jp
フォトジャーナリスト。『DAYS JAPAN』発行人、「NPO法人 沖縄・球美の里」名誉理事長、「チェルノブイリ子ども基金」設立者。
チェルノブイリ事故から3年目に私は現地入りし、多くのことが隠されているのを見た。病気があらゆる場所で牙をむいていた。このとき、すでにベラルーシやウクライナでは小児甲状腺がんをはじめ、あらゆる病気の多発を訴え、助けを求めていた医師や市民がいた。しかしIAEAやICRPなどの国際的な「知見」をふりかざす専門家たちはそれを無視した。そして翌4年目には小児甲状腺がんが急増。それをも「知見」は無視した。このころ私たちは救援運動を開始したが、あまりに非力だった。…やがてチェルノブイリと同じように、日本でも甲状腺がんの多発や、それが事故との因果関係があることを隠せなくなる瞬間がくるだろう。…しかし絶望するには早い。異なった「未来」を迎える可能性がまだ残っている。それにはあまりに時間が足りないというか、まだ時間が残っているというかは、今からの私たち次第だ。
<広河隆一「写真記録 チェルノブイリと福島~人々に何が起きたか~」(DAYS JAPAN)より抜粋>」
チェルノブイリ子ども基金
TEL/FAX 03-6767-8808
E-mail cherno1986@jcom.zaq.ne.jp