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イベント・講座

【特定非営利活動法人メコン・ウォッチ】
【上映会】開発に押されて―メコン河流域の生活と環境は今

  • 午後6時以降可
受付は終了しました
 

ID:43174

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
人々の暮らし東南アジア開発
活動テーマ:
国際協力 、 環境
団体名:
特定非営利活動法人メコン・ウォッチ

趣旨

上映会では、メコン・ウォッチが、ラオスとカンボジアで制作したドキュメンタリー映像2本を上映し、ダムなどの開発がこの地域にもたらす影響について見ていきます。両国の目覚ましい経済成長の陰で何が起きているのか知っていただけたら幸いです。

主要項目

開催日

2018年3月20日(火)


19:00-20:10(開場18:30)

地域

荒川区

場所

東京都荒川区西日暮里5-38-5日能研ビル201 ESD-J会議室
○アクセス JR山手線/京浜東北線・東京メトロ千代田線西日暮里駅から徒歩5分
ビルの入口は、線路沿いの道路側にあり。
○地図 http://www.esd-j.org/aboutus/outline/contact

申込み方法・備考

事前申し込みなし

内容

東南アジア最長の河、メコン河。その流域では、自然の恵みを生かした豊かな暮らしが営まれて来ました。食卓には海の幸・山の幸ならぬ川の幸・森の幸が並び、昔ながらの方法で、その土地にある資材で家を建て、生活道具を作るなど、自然資源に依拠した暮らしがあります。しかし今、急激な経済成長が進む同地域では、自然環境や人々の暮らしは様変わりしています。特に、都市部や工業部門への電力供給を目的に、各地で進められているダム建設は、大きな影響を及ぼしています。

上映会では、メコン・ウォッチが、ラオスとカンボジアで制作したドキュメンタリー映像2本を上映し、ダムなどの開発がこの地域にもたらす影響について見ていきます。両国の目覚ましい経済成長の陰で何が起きているのか知っていただけたら幸いです。

「川のための国際行動デー(International Day of Action for Rivers)」(3月14日)関連イベントとして開催いたします。

◆定員 20名

◆参加費 無料

◆資料代 100円(メコン・ウォッチ会員は無料)

プログラム

スタッフによる解説

上映1「食を支える自然 ラオスの森と川(11分)」

スタッフによる解説

上映2「カンボジア 失われる豊穣の時―セサン下流2ダムのもたらす悲劇(24分」

質疑応答

この情報に関するお問い合わせ

特定非営利活動法人メコン・ウォッチ

Tel: 03-3832-5034 Fax:03-3832-5039  Email:info@mekongwatch.org

団体紹介
団体名称 : 特定非営利活動法人メコン・ウォッチ
21世紀に入ってから、援助機関は、開発の最重要目標として「貧困削減」を掲げるようになりました。ところが、開発を進めるなかで生じる環境破壊や強制的な立ち退きなどによって、生活手段や居住場所を奪われる人たちがあとをたちません。開発は、必ずしも人びとを豊かにするわけではなく、むしろ開発によって人びとが貧困化し、自分たちの力で生活を成り立たせることができなくなる例がしばしば見受けられます。メコン・ウォッチは、メコン河流域国における開発事業や開発政策の影響を監視する活動を行っている環境NGOです。
わたしたちの願いは、メコン河流域の人びとが開発によって被害を受けることなく、河川や森林など豊かな自然資源に根ざした暮らしを続けられることです。そのために、開発事業によって影響を受ける人びととの対話を通じて、人びとが直面している問題を理解し、そうした問題を援助政策決定者・実施者と議論し、政策や計画に反映させる提言活動を行っています。開発が貧困化をまねかないように調査・監視・提言することは、直接貧困を削減することと同じくらい、場合によってはそれ以上に、大切な人道的支援であり、住民のエンパワーメント(意思決定権の強化)であると考えています。