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イベント・講座

【選別を考える会】
「選別」される社会~相模原事件をとおして〈問い・語る〉哲学対話~

  • 「1日だけ参加」も可
受付は終了しました
 

ID:43648

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
哲学カフェ対話福祉障がい者
活動テーマ:
障がい者 、 人権・平和 、 地域・まち・居場所づくり 、 その他
団体名:
選別を考える会

趣旨

2016年7月16日に起きた相模原障害者施設殺傷事件の根底には、誰もが避けて通れない問いがあるのではないか? 去る2017年1月22日、初めて「選別」される社会~相模原事件をとおして〈問い・語る〉哲学対話~という場を開きました。多くの方に参加していただき、このことの関心の高さを感じました。また、意見の異なる人びとが話すことでさまざまな発見がありましたが、この疑問に対しては答えをだすのではなく、答えのでない問いに向かい続けることが必要だと考え、その後も哲学的に問い、考えるため、今年も対話の場を開きます。

主要項目

開催日

2018年6月23日(土)


13:15開場 13:30開始〜16:30終了

地域

国分寺市

場所

都立多摩図書館2Fセミナールーム1
東京都国分寺市泉町二丁目2番26号

対象

哲学好き、対話好き、福祉、障がい者に関心のある人

申込み方法・備考

「定員になり次第締切」 
申込先:http://kokucheese.com/event/index/515664/ (Googleで、こくちーず 選別される社会でもok)
e-mail:senbetsu@googlegroups.com

内容

2016年7月16日に起きた相模原障害者施設殺傷事件の根底には、誰もが避けて通れない問いがあるのではないか? 去る2017年1月22日、初めて「選別」される社会~相模原事件をとおして〈問い・語る〉哲学対話~という場を開きました。多くの方に参加していただき、このことの関心の高さを感じました。また、意見の異なる人びとが話すことでさまざまな発見がありましたが、この疑問に対しては答えをだすのではなく、答えのでない問いに向かい続けることが必要だと考え、その後も哲学的に問い、考えるため、今年も対話の場を開きます。

★4つのダイアローグ・サブジェクト

グループ1:被告と私たち、どこで選別できるのか?

*被告は罪人との一線を超え、46名もの殺傷事件を起こしました。でも、その環境を作ったり同調する人たちは、私たちと同じく罪人との一線の手前にいますが、どこで線引き(選別)できるでしょうか。

グループ2:「私たち」はどこまで同じ人間だと思えるのか?

*よく国籍や性別、宗教や障害の有無に問わず「私たちは同じ人間」だと言われます。でも実社会においてさまざまな「偏見」「差別」「争い」が起こっているニュースをよく目にします。なぜ、同じ人間だって分かっているのに人は選別をしてしまうのか。皆さんで皆さんの答えを見出せませんか?

グループ3:「本音」をいうことは、なぜ気持ちいいのか?

*選別を肯定する言葉、「殺せ」という言葉すらもが「本音」としてためらいなく発され、受け取り手に爽快感すら引き起こす。こんな空気がなぜできあがり、何によって支えられているのだろう。そうした問題を考えたいと思います。

グループ4:役に立つ、役に立たないってどういうこと?

*被告の手紙や供述の中に障がい者が役に立たない、という考えがあったと指摘されています。そこで、役に立つ、役に立たないとは、いったいどういうことなのか、じっくり話し合い、探っていければと思います。

*当日、お好きなグループを選んでいただき、対話していただきます。

*場合によってグループの人数調整を行なうことがあります。

定員:25人(先着順)

参加費:500円(税込) 

★プレ哲学カフェも開催します!

6・23の対話集会を盛り上げていくために、主催メンバーが開催している哲学カフェ・対話カフェで2回にわたってプレ哲学カフェを開催します。「選別」に関連するテーマで行ないます。定員が少ないので、参加希望される方は、早めに申込ください。お待ちしてます!

★プレ哲学カフェvol.1

「だれにでも、自由に生きる権利があるの?」by 対話の実験室@公-差-転

*オスカー・ブルニフィエの相互質問法を使って対話します。

日時:2018年5月27日(日) 14:00~17:00

会場:あなたの公-差-転(東京都杉並区善福寺4-1-1和田ビル4F)

地図:http://kosaten.org/ja/about/access/

参加費:無料 

定員:10名(定員次第締め切ります)

申込先:http://kosaten.org/ja/event/taiwa26/?instance_id=174

★プレ哲学カフェvol.2

「命(いのち)とは何か」by 現代哲学カフェ

日時:6月20日(水)19:00~21:00

会場:クルミドコーヒー(JR西国分寺駅南口1分)

地図:http://kurumed.jp/#/cafe

定員:12名 

参加費:ワンドリンクオーダー

申込先:090-6011-4441(かんばら)

哲学対話とは?

あたりまえとされる事柄に疑問をもち、意見を言ったり質問をしながら、その疑問について哲学的に深く考える話し方です。思想や哲学史を話したり学ぶことを目的とするのでなく、哲学の知識が無くても日常的な疑問について、その答えを哲学的に深く考える場で、正解を求めたり結論を出すことはありません。。

この会での対話のルール

1、相手が何を言おうとしているのか、最後までよく聞いて考えましょう。

 発言は、手をあげて指名を待ってください。

2、受け入れられない意見でも、否定しないで理由を尋ねてみましょう。

3、発言の主旨がわからない場合、不明なところを指摘して質問してみてください。

 発言しないで聴いているだけでもかまいせん。

4、他人の意見を聴いて、自分の考えが変わってもかまいせん。

この情報に関するお問い合わせ

e-mail:senbetsu@googlegroups.com

団体紹介
団体名称 : 選別を考える会
「相模原事件」を契機として哲学対話の主宰者を中心に結成された会です。