ボラ市民ウェブ
イベント・講座

【ソーシャルワーク研究所】
第13回ソーシャルワーク研究所シンポジウム

受付は終了しました
 

ID:43678

※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。

キーワード:
団体名:
ソーシャルワーク研究所

趣旨

専門性に裏づけられたソーシャルワーク専門職が記す「記録」

ー支援の科学的根拠と説明責任を果たすためにー

主要項目

開催日

2018年12月9日(日)


13:00~18:00(受付12:15~)

地域

港区

場所

明治学院大学 白金校舎・本館1201教室
(東京都港区白金台1-2-37)

対象

募集定員80名(定員になり次第締め切り)
一般:5,000円、大学院生:3,000円、学生・生徒:1,000円

申込み締切

2018年12月9日(日)

申込み方法・備考

お申し込み方法
1.①下記の「参加申込書」に必要事項をご記入の上、FAXでお送りください。
  ②参加費をお振込みください(恐れ入りますが、振込手数料はご負担願います)。
   なお、ご入金後の参加費は返金いたしかねますのでご了承願います。
   
   ※お振込み先 みずほ銀行 高輪台支店
          (普)1100462
     ソーシャルワーク研究所

2.ご入金の確認後、参加証を郵送いたします。参加証は当日ご持参ください。

●お申し込み・お問合せ先
ソーシャルワーク研究所

〒108-8636 東京都港区白金台1-2-37 明治学院大学 北川清一研究室気付
Fax  03-5421-5344
E-mail  swkenkyu@mail.meijigakuin.ac.jp
URL  http://www.meijigakuin.ac.jp/~kitagawa/
※お問い合わせはメールでお願いいたします。なお、回答にお時間を頂戴する場合がございますのでご了承願います。

内容

開催趣旨

ソーシャルワーカーの一日の業務は、久しく「記録」を書くことで終わるといわれてきた。多くのワーカーにとって、その意味の学びの始まりは学生時代に経験した「現場実習」であろう。しかし、実習中に実感した記録を書くことの負担感と疲労感は、しばしば語られる「社会福祉は理屈ではなく実践」という経験第一主義的発想に共感を覚える根拠になる。また、書くことは、個々人の実践感覚の内実が剥き出しになる側面もあり、そのことを忌み嫌う意識が負担感・疲労感として語られることもあろう。専門職としての学習不足、自信喪失、不安感等にさいなまれている自分を覆い隠す手段として「社会福祉は理屈ではなく実践」と語られることがあってはならない。
専門職としての実践の「質」は「考えて実践し、その成果を書きながら分析し、次の取り組み課題を見つけ、再び支援に立ち向かう」流れに自身の身を「ずらさない」ことで高められることになる。この流れの中核には「書く」こと、すなわち「記録する」ことが位置し、ソーシャルワーカーとしての「自己理解」の課題に立ち向かうテーマともなる。
ここでいう「自己理解」は、人間科学の範疇に含まれるソーシャルワークにおいては特に銘記されるべき課題の一つとされる。社会福祉制度の利用者に専門職の立場から支援を試みようとするソーシャルワーカーが、自分自身を深く洞察することによって自覚的に自己を受けとめようとする「自己理解」の機能は、ソーシャルワークの支援過程で極めて重要なポイントとなる。そこで、今年度のシンポジウムは、コノプカの「対人関係を成立させる主要な手段の一つは、自己の意識的使用であり、それには対人関係に人間的温情と自然さを失わず、しかも自己についての知識と規律をもっていなければならない」と論じた言葉の真意を噛みしめながら「記録」を取り巻く課題と対峙してみたい。

プログラム(敬称略)

主 題 講 演 13:00~14:30

「ソーシャルワーカーの専門性に裏づけられた「記録」とは

ー実践を可視化することの意義と方法」

渡部 律子(日本女子大学)

パネルディスカッション 14:45~18:00

※総合テーマについて、実践(取り組み)事例を示しつつ各領域から発題します。

茨木 尚子(明治学院大学):社会福祉系大学で「記録」の方法をどのように教授するのか

西澤 哲(山梨県立大学):心理職領域における事例検討会の特徴と「記録」の活用方法

福田 美香(東名厚木病院):医療領域における事例検討会の特徴と「記録」の活用方法

高根澤 恵子(横浜市港北区社協):地域包括支援センターにおける事例検討会の特徴と「記録」の活用方法

総合司会:北川 清一(明治学院大学、ソーシャルワーク研究所長)


この情報に関するお問い合わせ

ソーシャルワーク研究所

〒108-8636 東京都港区白金台1-2-37 明治学院大学 北川清一研究室気付

Fax  03-5421-5344

E-mail  swkenkyu@mail.meijigakuin.ac.jp

URL  http://www.meijigakuin.ac.jp/~kitagawa/

お問い合わせはメールでお願いいたします。なお、回答にお時間を頂戴する場合がございますのでご了承願います。