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DV防止法の施行以後、精神科クリニックや相談室に来所するDV加害者が増えており、加害者の心理療法の方法論に関する研修の必要性が高まっています。しかし、加害者は言い訳や自分の考えの正当化などにより変化しにくく、臨床家にとって独特な困難を感じさせます。
心理相談機関“メンタルサービスセンター”では、その代表・草柳和之(下方にプロフィールあり)が創案し体系化した、加害者の変化を促す有効なアプローチを提供する研修の必要性が高まっています。
本研究会の活動によって、日本の臨床家が加害者に対して効果的な面接ができるような“臨床力”の底上げに貢献していきたいと考えています。関心のある方のご参加をお待ちしております。
2018年8月5日(日)
pm2:00~5:00
新宿区
東京ボランティア市民活動センター(JR飯田橋駅1分):新宿区神楽河岸1-1セントラルプラザ10F
関心のある方
2018年8月4日(土)
事前に電話して、ご予約下さい。
〓加害者との面接でお困りの現場の方に、朗報です.〓
DV防止法の施行以後、精神科クリニックや相談室に来所するDV加害者が増えており、加害者の心理療法の方法論に関する研修の必要性が高まっています。しかし、加害者は言い訳や自分の考えの正当化などにより変化しにくく、臨床家にとって独特な困難を感じさせます。
心理相談機関“メンタルサービスセンター”では、その代表・草柳和之(下方にプロフィールあり)が創案し体系化した、加害者の変化を促す有効なアプローチを、2001年5月より『DV加害者心理療法研修会〈土・日〉』を通して提供してきました。この研修会は毎回好評を得ており、参加者からは「アドバンスのコースを開催してほしい」との声が幾度となく聞かれたため、この分野に関心ある臨床家が集まり、自主運営で例会を継続していくための研究会を、2014年5月に立ち上げました。
本研究会の活動によって、日本の臨床家が加害者に対して効果的な面接ができるような“臨床力”の底上げに貢献していきたいと考えています。関心のある方のご参加をお待ちしております。
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このアプローチは被害者支援との整合性を大切にしており、被害者の面接にも大いに役立ちます.
こだわりの強い加害者クライエントを揺さぶり、臨床家のペースに持っていく面接スキルがあります.
加害者クライエントの面接に関して、戸惑いなく確信をもった方針で運営できるようになります.
本研究会で学ぶスキルの多くはbrief therapyのアレンジで、他の困難ケースの面接に広く応用できます.
■参考論文:草柳和之「DV加害者更生プログラム-体系化された加害者の心理療法序論」『こころの科学No.172,2013.11』(日本評論社)
:草柳和之「加害者臨床事始め、そしてDV加害者に特化した心理療法の構築へ」『精神療法Vol.41,No.1/2015.2』(金剛出版)
例会内容予定
加害者の心理療法の理論の基礎をレクチャー、講師による面接デモンストレーションの実演、スキルトレーニングを実施する。
参加者から加害者ケースを報告いただき、困難を感じた面接場面にしぼって、講師による分析とデモンストレーションを行う。(長期の面接経過は極力取り扱わず、個人情報は最小限にする)
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〔参加費〕3,000円(初回参加の方1,000円)
〔講 師〕草柳 和之 (大東文化大学非常勤講師、日本カウンセリング学会認定カウンセラー、他)
メンタルサービスセンター内
Tel.03-3993-6147、070-5016-1871