※この情報の内容は受付を終了しています。連絡先など変更されている場合がありますのでご注意ください。
「楽」とは、日本芸能史上の雅楽、能楽、文楽、あるいは神楽、田楽などにみられるように普く分野に偏在し、音楽演劇の本来よりどころとする「あそび」の発現を意味している。また「庭」は、人の力だけではない何かが働いて身も心も解き放たれる、そんな「神聖なもの」との出会いの場を昔の人々は「にわ」と呼んだらしく、それは、多少とも共同の作業、あるいは共同体的な行事、祭や神事などの行われる場所、さらには「芸能」の行われる場所を主としてさす言葉となった。もともとは野外で、自然の中でなされたものでも、やがて特定の囲い込まれた場所で行われるようになったという。
下北沢の本多劇場系列の小劇場が“宿神楽”となった早池峰(大償・岳)や陸中沿岸(黒森)の神楽、青山ワコールアートセンターのスパイラルガーデンを“螺旋曼荼羅”に見立て構成した新作聲明等、これまで演出してきた伝統芸能シリーズ「楽の庭」や、スパイラル聲明コンサートシリーズ「千年の聲」のステージから話題をひろう。
2018年7月12日(木)
18:30〜20:30 毎月第2木曜日
新宿区
東京ボランティア・市民活動センター ラムラ・セントラルプラザ10階(JR飯田橋駅横)
(東京都新宿区神楽河岸1-1)
一般
当日ご参加でも大丈夫ですが、予約先着40名ですので、恐れ入りますが、事前にFAXなどでご連絡をくださるよう、お願い致します。
田村博巳(たむら ひろみ)氏(演出家、国立劇場調査養成部長、静岡音楽館AOI企画会議委員)
1955年、東京生れ。79年、慶応義塾大学文学部社会学科卒業。81年より、国立劇場(日本芸術文化振興会)勤務。95年より、静岡音楽館AOI企画会議委員。2013年国立劇場制作部長、15年新国立劇場・おきなわ部長を経て、18年より、国立劇場調査養成部長。民俗芸能、雅楽、聲明(仏教音楽)を中心に日本の伝統芸能公演を企画制作し、民俗儀礼や口頭伝承の研究に立脚した創作を舞台芸術作品として構成演出する。また、古典芸能の保存・継承とともに、作曲家等と協同して伝統の素材を現在の視点でとらえた意欲的作品を数々発表する。これまでに、国立劇場(1988~99年)および国立文楽劇場(2004~06年)主催の公演制作をするほか、静岡音楽館AOIコンサートシリーズ(1995~現在)及び本多劇場劇小劇場プロデュース公演 伝統芸能シリーズ「楽の庭Ⅰ~Ⅳ」(1997~2000年)並びにスパイラル声明コンサートシリーズ「千年の聲vol.1~24」(1998~2016)などで継続的に演出している。
第一部は、心に残る京都20の庭園の8回目は、夏の京都旅行で再訪する金閣寺と天龍寺庭園につながる臨済禅の平和と美についておさらいを兼ねて、原田榮進日本ガルテン協会長より伺います。
参加費は1回2千円(一般3千円) 茶菓子付 先着予約40名
お誘いあわせの上のご来場をお待ちしております。
FAX:03-3377-9810 NPO日本ガルテン協会:講座担当宛
(お名前、人数、連絡先などをご記入の上、FAXして下さい) 電話:03‐3377-1477
特定非営利活動法人 日本ガルテン協会
TEL:03-3377-1477
FAX:03-3377-9810(担当:大河原)